陰謀論(4)日本人のルーツはシュメール人で古代ユダヤ人?【削除記事復活】

★日本人シュメール起源説はGHQが封印した?

『天孫人種六千年史の研究』という書籍が1927年に発刊されていて、シュメール人の文化と日本文化の一致や類似点、シュメールの王と天皇の関係など、日本人シュメール起源説の根拠が示されている。発刊当時は何万部も売れたけれど、第二次世界大戦の敗戦後、GHQによって禁書とされ焚書されたのではないかと言われている。

GHQは、日本が二度と軍国主義国家として世界の、特にアメリカの脅威にならないようにと、思想の改革を行なっていった。(それは2020年現在も続いているんだけど、それはまた別の記事で)そのためには、この日本人の起源がシュメール人で、天皇が「天から降りてきた神(宇宙人だけど)の子孫」との思想がもう広まらないように、この本を読むことを禁じたんだろう。

■シュメール文化と日本文化の共通点とは?

★シュメールと日本の『創世神話』の類似点

シュメール神話では、惑星ニビルから地球に降り立ったアヌンナキが人類を創ったとされている。神々はそもそも「地球外からやってきた」とされているのだ。

日本の創世神話も古事記や日本書紀などでは「高天原(タカマガハラ)という天界から、天津神(あまつがみ)が降り立ち日本列島を創った」とされている。これもやはり「地球外からやってきた」だね。

※ちなみに「高天原」は天界とするほかに、実際に地上に存在するのではないかという議論もあるよ。

★Sumer=シュメル(スメル)=皇(すめら)説

第二次世界大戦前は「シュメル」との表記だった。そこから、この「シュメル」は実は「スメル=皇(すめら)」の語源で、天皇の古い呼び方「すめらみこと」は「シュメルの尊(みこと)」だったという説が第二次世界大戦中に広まったそうだ。何万部も売れた『天孫人種六千年史の研究』の影響が大きかったみたいだね。

※尊(みこと)は古い時代に天皇を敬うときの敬称。

でも、先に話したように戦後のGHQによる思想改革でこの説は封印されてしまった。俗説を否定するためにも、戦後にはSumerの日本語での読みがなは「シュメール」と、メとルの間に「ー」を入れることになった。

さらに、

・シュメールから出土した粘土板に天皇家の菊花紋と似た菊のようなマークが刻まれている

・シュメールと日本の天皇家に伝わる『三種の神器』の類似点。どちらにも「鏡」「剣」があり、あと一つがシュメールでは「月型の首飾り」天皇家では「勾玉」で形が似ている

など、他にもまだまだたくさん類似点が見つかるんだ。

★日本人のルーツはシュメール?古代ユダヤ?

そして、この日本人のシュメール起源説と、より多くのオカルト好きに知られているユダヤ起源説『日ユ同祖論』は矛盾しない。古代ユダヤ人のルーツがシュメール人だという説があるからだ。

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