お笑い芸人のネゴシックス(45歳)が、6月2日に放送されたバラエティ番組「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京系)に出演。東京・港区にある家賃29万円のマンションでの意外な生活を明らかにした。

今回、1度断られた有名人に再交渉する企画「アナタ合わせで家、行ってイイ?」で、交渉の結果、7年9か月ぶりに自宅ロケをOKしたネゴシックス。番組が訪れたのは東京・港区にある高層マンションで、ネゴシックスいわく「家賃29万円」の部屋だった。

日当たりの良い、壁掛けの推定60インチの大型テレビが備えられた、おしゃれな広々とした部屋に、番組スタッフは「なんかすごい儲かってる感じが…」とコメント。ネゴシックスは「儲かってはないですよ。儲からないですよ(笑)」とやんわり否定するが、VTRには「想像と違った都会の洗練されたイケてる生活」とのテロップが出された。

かつてバラエティ番組「エンタの神様」(日本テレビ系)や「R-1グランプリ」などで活躍はするも、同期の南海キャンディーズ・山里亮太やダイアン、キングコング、なかやまきんに君、平成ノブシコブシらに比べると、メディアへの露出もそれほどないネゴシックス。それでも“イケてる生活”なのはなぜなのかという、素朴な疑問を抱く番組スタッフは「港区の高層マンション、家賃29万円の生活」ができる理由に迫った。

実はネゴシックス、現在は「イラストもやらせてもらってる」と、絵の才能を活かした仕事をしているそうで、大ヒット書籍「うんこドリル」の挿絵や、バラエティ番組「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」(関西テレビ・フジテレビ系)の番組セットなども担当しているそう。仕事の割合は「絵:芸人」が「9:1」で絵のほうが圧倒的に多いという。

こうした絵の仕事を始めたのは32〜33歳くらいからで、きっかけとなったのは東日本大震災。「みんなで『仕事なくなっちゃったね』って集まったんです。みんなでイラスト描きあって。(麒麟)川島さんと、とろサーモン久保田とムーディ勝山と僕で集まって描いて。なんか『いいね』って言われて、『あっ、、いいんだ』って思って。それをいろいろ描きためたのを展示して、買ってくれる方々がいて。『えっ? これが売れるの?』っていう。値段が分かったというか、自分の。『イラストを1000円で買ってくれるんすか』っていう。ギャグはわからないじゃないですか、値段が。イラストはお金払って買ってくる人がいるんだって思いながら、なんか自信がつきましたね」と語る。

ちなみに、「一番高いのは、いくらぐらいの値がつく?」との質問には「いや、もう全然そんなんもう…」と謙遜しながらも、「50万ぐらいです」と語った。