13日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、北海道旭川市で女子高校生が殺害されたとされる事件について報道。

ことの発端は「容疑者の写った写真を被害者がSNSに無断て投稿したこと」と報じられており、お笑いタレントのカンニング竹山さんは、SNSに関する世代間のギャップについても言及していました。

■被害者をつり橋から転落させて殺害

北海道旭川市の石狩川で、先月下旬に17歳の女子高校生の遺体が見つかった事件で、12日に警察は21歳と19歳の女2人を殺人の容疑で逮捕しました。

女子高校生と容疑者は、殺害の前日に初めて直接会ったとのこと。被害者をつり橋から転落させて殺害した疑いが持たれており、被害者が容疑者の写った画像をSNSに投稿したことがトラブルにつながったという報道も。

今回逮捕された2人に加えて、16歳の無職の少年と少女4人で被害者に因縁をつけて、金品を脅し取ったり監禁した容疑もかかっています。

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■初対面で金品を奪って監禁も

容疑者らは4月18日の夜、SNSの通話機能などを使って被害者を脅迫。金品を奪って男女2人を加えた4人で被害者を監禁して車で旭川市に向かい、女2人が神居大橋から被害者を川へ転落させたとみられています。

現場の橋はおよそ11mの高さがあり、川の深さは13m。比較的流れも早く、深いところに入ってしまうと「上がってこない」と昔から言われているもようです。

警察は、21歳の女と10代の男女3人を、被害者を監禁した疑いでも逮捕していました。そして昨日、21歳と19歳の女を、殺人容疑で再逮捕しています。警察は、逮捕された4人の認否を明らかにしていないそうです。

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■谷原章介「殺人にまで発展する…」

同番組の取材によると容疑者の21歳の女は繁華街などをよく訪れるタイプで、「感情的になりやすい性格だった」「トラブルをよく起こしていた」という証言も。

司会の谷原章介さんは「僕なんかの感覚でいうと、無断で画像を使われるのはすごく心外…でも、どのような画像が使われたかわからないですけど、殺人にまで発展するというのはちょっともう分からないですね」と困惑。

竹山さんは、「世代によってSNSの使い方の意識ってちょっと違うところがあると思うんですよね。今、教育もなされているけど、もしかしたら地域差も今生まれてきているのかもしれないし…」とコメントしています。

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■犯罪を犯す若者の「想像力」にも言及

続けて竹山さんは、「勝手にアップするアップしないっていうその手軽さっていうか、そのへんの常識もまだ若い子とかでは…もしかしたらできている子もいるけど、できていない子も多々いると思うんですよね」とSNSルールの曖昧さにも言及。

容疑者側に対しても、「若い子全般ではないけれども、その先の想像力が足りないというか、こういうことをやってしまったら…。まだ概要は明らかになっていないけれど、やってしまったら自分の人生がその先どういうふうになってしまうんだっていう、そういうことをなんで想像力が足りなすぎるんだっていつも疑問に思いますよね」と疑問を呈しています。

(文/fumumu編集部・星子