“少し変えるだけ”でアイアンのバラつきが解消! 方向性がよくなる打ち方

LESSON 03

狙った方向に飛ばすために
大切なのは“下半身リード”

アイアンで狙った方向に飛ばすために大切なのは、下半身リード(下半身でスイングを先行する、リードする)の動き。まずは下半身リードの形を作る方法を紹介します。これ、実はすごく簡単で、スイングするときにトップで1秒くらい止まって打つだけ。普通はスイングの流れにのって一定のリズムで打ちますが、トップで1度止まることで、下半身リードで動くイメージができます。打ち急ぎもなくなりますよ。

トップで止まったら、左腰から動かし始める。そうすると腰がしっかり回り、下半身でスイングをリードしながらでボールを打つことができます。

ハーフスイングで
手首の角度を変えないように
クラブを下ろす

フルスイングの半分の大きさのスイング“ハーフスイング”で打つ練習も、アイアンの方向性を高めるのに効果的。下半身リードの動きを意識しながら、インパクトゾーンを安定させていきましょう。最初はゆっくり、慣れてきたら普段のスイングスピードで打ってみるのが◎。インパクトゾーンが安定すればだいたいはいい球が打てるので、ハーフスイングでもしっかり当たれば結構飛びます。

今井鮎美
●いまい・あゆみ/2001年生まれ、埼玉県出身。プロテストに向けて日々奮闘中。得意なクラブはピッチングウエッジ。日本ウェルネススポーツ大学所属。