〝曲がらない〞へ大きく変身! ドライバーの「ライン出し」術

「どうすればもっとうまくなれるんだろう?」そんなゴルファーたちに楽しくゴルフが上達できるコツをレッスン! 今回は「ここでは絶対にドライバーを曲げたくない!」そんなシチュエーションで使える「簡単にできるライン出しのコツ」をご紹介。まっすぐ気持ちよく飛ばして、スコアアップを目指しましょう!

普段の弾道の半分くらいの
高さをイメージしよう

狭いホールや打ち下ろしなど、ドライバーを曲げたくないホールってありますよね。そんなときは打つ前の目線から気をつけてください。自分のショットに不安があったり池やOBが目に入ると、どうしてもボールの行方が気になり体も顔も上がりやすくなりますが、そこは意識してガマンです。普段の弾道の半分くらいの高さをイメージすると自然と目線は低くなり、さらにアドレスの重心も下がってスイングが安定します。

目線が下がると重心も低くなる。すると、フォローも自然とコンパクトになってラインが出しやすくなる。

(広告の後にも続きます)

スタンスは狭め&ボールは低めが◎
グリップは短めに握ろう

スタンスはいつもより少し狭くします。スタンスを狭ばめると窮屈に感じて、ボール位置がいつも以上に左足の方向へズレてしまう人がいますが、これはNG。ライン出しのときはボールを少し内側に置くイメージでアドレスしてください。ティーの高さをボール半個分ほど低くし、グリップは指3本分くらい短く持つようにすると、球の高さが自然に抑えられて曲がりにくくなります。

ハーフショットくらいのイメージで振ると、リキみも抜けてナイスショットが打てます。ライン出しは50ヤードぐらいを打つイメージもOK! それでも飛距離は想像以上に出ますよ。

手束 雅
●てづか・みやび/徳島県出身。22年には「日本女子オープン」で予選通過。マイナビネクストヒロインゴルフツアー「PIM Ladies Tournament」での初優勝など、実力は証明済み。現在はプロテスト合格に向け、さらなるレベルアップ中。
【Instagram】bi_chan.15

写真=小林 司
協力=ジャパンゴルフスクール