しばらくOpenAIのchatGPTの話ばかりしてきたから、久々に競合の中でもchatGPT超えと名高い、AnthropicのClaudeの進化について。
Anthropic Webサイト
※2024年6月24日時点の情報です。
Claudeって何?については前の記事にて↓
Claude(1)chatGPTより自由に話せると噂のAIチャット『Claude3』とは?【文系のためのAI時事ネタ】
Claude(2)『Claude3』をさっそく使ってみたよ。手順はこんな感じ!【文系のためのAI時事ネタ】
あのClaudeが進化して3.5に。何が変わった?
僕は今回、先日iPhoneのClaude公式アプリ(ダウンロードは無料)をインストールしておいたから、そのClaude自身に尋ねてみたよ。以下、回答。
★Claudeの無料アプリで『最も知的な』3.5が利用可能
私は最近、Claude 3モデルファミリーの一部として進化しました。Claude 3ファミリーは2024年にリリースされ、現在はClaude 3 Haiku、Claude 3 Opus、Claude 3.5 Sonnetの3つのモデルで構成されています。
私はこのチャットではClaude 3.5 Sonnetバージョンです。このモデルは3つの中で最も知的だとされています。
Anthropicの公式発表によると、
最先端の視覚能力
Claude 3.5 Sonnetは、これまでで最も強力な視覚モデルであり、標準的な視覚ベンチマークにおいてClaude 3 Opusを凌駕しています。これらの飛躍的な改善は、グラフやチャートの解釈など、視覚的推論を必要とするタスクで最も顕著に現れます。Claude 3.5 Sonnetは、不完全な画像からテキストを正確に転写することもできます。これは、小売業、物流、金融サービスなど、AIがテキストのみよりも画像、グラフィック、イラストからより多くの洞察を得られる可能性がある分野において、核となる能力です。
アーティファクト – Claudeを使用する新しい方法
今日、我々はClaude.aiにアーティファクトを導入します。これは、ユーザーがClaudeとどのように対話できるかを拡張する新機能です。ユーザーがClaudeにコードスニペット、テキスト文書、ウェブサイトデザインなどのコンテンツ生成を依頼すると、これらのアーティファクトが会話と並んで専用のウィンドウに表示されます。
これにより、ユーザーはClaudeの創作物をリアルタイムで見たり、編集したり、発展させたりできるダイナミックなワークスペースが作成され、AI生成コンテンツをシームレスにプロジェクトやワークフローに統合できます。
このプレビュー機能は、Claudeが会話型AIから協調的な作業環境へと進化したことを示しています。これは、Claude.aiのより広範なビジョンの始まりに過ぎず、近い将来にはチームコラボレーションをサポートするように拡張される予定です。近い将来、チーム、そして最終的には組織全体が、知識、文書、進行中の作業を1つの共有スペースに安全に集中させることができるようになり、Claudeがオンデマンドのチームメイトとして機能することになります。
SNSではすでにグラフや図表モリモリのパワポ資料になるものやアプリのプログラムなんかをClaude3.5 Sonnetでサクサク作っている人達がたくさん見つかるよ。
Claude3.5の紹介・ダウンロードはこちら↓
Introducing Claude 3.5 Sonnet
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