サッカー日本代表の遠藤航選手(31歳)が、6月23日に放送されたスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(ABEMA)に出演。「代表選手間で移籍の話をする?」との質問に答えた。
番組は今回、「遠藤航スペシャル」と題し、サッカー日本代表のキャプテンを務める遠藤選手に“いま聞きたいこと”をぶつけていくことに。
“シーズンオフだからこそ聞けること”を遠藤選手に質問する30分間に、元サッカー日本代表の槙野智章は「NGはなしですか?」と確認すると、遠藤選手は「何を聞いても大丈夫です。たぶんNGないっすよ(笑)」と快く引き受けた。
まずは、今季途中で緊急移籍したプレミアリーグの名門・リヴァプールについてのアレコレを質問。チームが遠藤選手と同じポジションを補強するという報道への本音や、アルネ・スロット新監督が練る戦術、来季の目標を深掘り。さらに「お前がプレミアに移籍したら観戦に行く」と話していた父親との秘話や、ユルゲン・クロップ前監督の送別会の内容を明かした。
続いて、日本代表の裏話に迫ると、お笑いコンビ・見取り図の盛山は「日本代表選手同士で移籍の話はするの?」と質問。遠藤選手は「『移籍したいの?』という話はするけど、それより先の深掘りはしない。僕は『オファー来てるの?』とかは聞かないようにしている」と回答。その理由を「ちゃんと移籍が決まれば公式発表されるし、『興味がある』という話はいくらでもあるから、そんなことを聞いても意味がないと思っている」と語った。
この話を受けて、槙野は「ブンデスリーガ・シュトゥットガルトで一緒にプレーしていた伊藤洋輝選手が移籍となった。一緒に過ごした時間は長いだろうし、家族ぐるみの付き合いもあると思うが、彼から『バイエルン・ミュンヘンに移籍しようと思っている』という話もなかった? 代表合宿で話す機会もあったと思うけど」と問いかけると、「全然聞いていない。報道で知った」と思わぬ返事が。これに、槙野は「元チームメイトという間柄でも報告しないんだ」と驚きの表情を浮かべると、遠藤選手は「今の選手たちは『情報を漏らしちゃいけない』という意識が強いから、オフィシャルでサインするまでは言えないんだと思う。わざわざ相談する選手もいない気がする」と言及。槙野は「大人だね〜!」と感心した。