フリーアナウンサーの内田恭子(48歳)が、6月28日に音声プラットフォーム「Voicy」のチャンネル「内田恭子のゆるんでいきましょう」を更新。サザンオールスターズの“夏フェス卒業”というニュースを受けて、胸中を語った。

内田は、このニュースについて「少し寂しいな…という気持ちと、やっぱりこの猛暑。うーん、仕方がないなという気持ち。残念ながらも、でも寂しい、そんな気持ちに皆さんなったのはないでしょうか」とコメント。

そこからサザンの思い出話となり、「皆さんサザンの曲でいろいろな思い出があると思いますが、私自身が初めて『サザンの曲っていいな』と思ったのが、実はアメリカのシカゴでした」と明かし、「当時、私はまだ父の転勤でシカゴで暮らしていた時に、家に父の会社に日本人のお客さんが来た時、当時は結構お家でもてなすということが多々あったので、家にカラオケセットがあったんですね。その中に入っていた曲、大きいレーザーディスクっていうんですか、大きいCDみたいな、あれのカラオケだったんですけれども。時代ですよね。その時に『真夏の果実』が入っているのがあってですね、当時来るおじさんたちがそれを歌っているのを聞いて、なんていい曲なんだ、これは誰の曲なんだろうと、小学生ながらに思ったのが、きちんとしたサザンと私との出会いでした」と振り返る。

そして「当時は今みたいにネットとかないわけですから、日本の歌というのもほとんど知らずに、そこで『真夏の果実』というのを知って、私も本当の歌を聞いたことがないまま、そのおじさんたちの曲をもとに私も歌っていたという感じです。そして日本に帰国した時に、大学生で様々なサザンの曲に出会って、『愛の言霊』とかも大好きですね。あとはワクワクさせてくれる気分になるのが『波乗りジョニー』だったり。とにかくサザンの曲を聞くと、結果何も起こることはないんですが、その曲を聞くだけで何かがこれから起こりそうな、楽しいことが起こりそうな、そんなワクワクドキドキな気分にさせてくれる、それが最高ですよね」と語った。

また、「10年くらい前に、当時の日産スタジアムにサザンのライブに夫と私の大親友と3人で行ったことがあります。人生の中でいまだにあの時のことを思い出すと、高揚感が湧き起こってくるというほどの、人生の中で、一生思い出に残るライブでした」とライブの思い出にも触れ、「ライブって本当にそういった楽しさがありますよね。その時のことを思い出すだけで、あの高揚感。今でもあの瞬間に戻れたらいいなぁ、なんて思います。もう全員が最初から最後まで総立ちで、そして何が素晴らしいって、みんなが知っている曲、みんなが歌える曲、そういったものばかりなんですよね、サザンの曲って。今もこうやって話をしているだけで、曲を聴きたくなりますよね。今まさにサザンのシーズンがやってきたということで、ぜひともみなさんドライブがてら、そしてお家にいる時でも、このワクワクドキドキをサザンの曲を聴きながら、一緒にこの夏、暑い中乗り越えていきたいですね」と語った。