「科学は嘘をつきません」──。3日、女優・沢口靖子の主演ドラマ『科捜研の女 season24』(テレビ朝日系)がスタートする。人気シリーズの最新作とあって、ファンの期待値も高い。

今作では、恋愛面で「新展開」も期待されて…。

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■科学を武器に凶悪犯罪に挑む人気シリーズ

『科捜研の女』は、科学を武器に凶悪・ハイテク化する犯罪に立ち向かう京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコの活躍を描いた物語。1999年に放送されて以来、20年以上放送されている人気シリーズだ。

沢口は「科学は嘘をつかない」を信条とし、正義感が強く、並外れた行動力がある主人公・マリコを演じる。

 

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■「原点回帰」がテーマの今作

長年続くシリーズ作品だが、2022年の「season22」はシリアス、23年の「season23」は従来のコミカル路線にするなど、シリーズごとに特徴があるのも魅力の一つ。今作のキーワードは、「原点回帰」。

沢口の他、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオルなどレギュラーキャストが集結する。

あるテレビ局関係者は、今作に関して「25周年という節目の年なので、昨年同様、従来のコミカルなテイストが強くなると思います。初期を彷彿とさせる演出も増えるのではないでしょうか」と予想する。

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■沢口靖子・内藤剛志の「恋愛要素」にも期待

「原点回帰」がテーマとあって、作中に登場する沢口演じるマリコと内藤演じる土門薫の関係にも進展がありそうで…。

「マリコは仕事一筋の女性で、バツイチの独身という設定ですが、土門には特別な感情を抱いていると思われます。土門は『season5』から登場し、要所で2人が好意を寄せ合っているかのような言動も見受けられました。最近はそうした演出は減っていましたが、今作は2人の関係が進展することも考えられます」(前出・テレビ局関係者)。

ある種、「恋愛模様」にも期待が持てるということだ。

 

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■「特別な思いを持つような発言が…」

先述したように、『科捜研の女』は仕事一筋の女性の姿を描いてきた。そのため、2人の関係がどれほど変化するか気になるところだが…。

「明白に、2人のラブストーリーを描くようなものにはならないでしょう。これまで同様、随所でお互いに特別な思いを持っているかのような発言が増えるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)。

今作で、マリコと土門の関係は“拡大鮮明化”するか──。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人