“音楽と笑いの融合”をテーマにした小籔千豊主宰のフェス『KOYABU SONIC 2024』(コヤソニ)が、今年も9月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝)の3日間、インテックス大阪で開催されます。小籔自身がアーティストのラインナップから、会場レイアウト、オリジナルのコラボ企画まで完全プロデュースすることで話題を呼んでいますが、開催に先立つ7月23日(火)には、第2弾の概要説明会見が行われました。
出典: FANY マガジン
冷房、トイレ完備の屋内フェスだから全世代が楽しめる!
フェスというと、やはり気になるのは暑さやトイレなどの環境。小籔は参加を懸念している世代に向けて、こうアピールします。
「昨今の猛暑で『夏フェスはしんどいわ』と言うてはる僕と同年代の方々もいらっしゃるかもしれませんが、ごはんを食べるところ、ライブを見るところ、すべて屋内で空調が効いております! そして女性用トイレもインテックスにあるものにプラスして12個、子ども用のトイレも4つございまして、女性、お子さま連れもできるだけトイレに並ばずに行けるように考えております。充電スポットもございますし、僕が直接オファーした、えげつなく美味しいゴハン屋さんも来てくれることになっております。30代、40代、50代、60代の方々も過ごしやすいフェスとなっておりますので、よろしくお願いします!」
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今回、新たな出演者として、「アーティスト」からはコヤソニSPセッション(わかざえもん、赤飯、小籔千豊、KSUKE)、秋山竜次(ロバート)、ヤバイTシャツ屋さん、FRUITS ZIPPER、「芸人」からはCOWCOW、街裏ぴんく、さらに人気オンラインゲームの「フォートナイト」関連では、あんない、しょうじ、ムーディ勝山、Polsの参加が発表されました。
SPセッションでは、昨年のイベントに出演し、今年2月に活動を終了したコロナナモレモモ(マキシマム ザ ホルモン2号店)のメンバーが、小籔たっての希望で再集結。メンバーの意向もあって、小籔がドラムとして一部の楽曲で参加することになりました。
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小籔「鎮西がキレイな子を連れて帰ってきた」と大喜び
そんな豪華出演者のなかから、FRUITS ZIPPERが会見に登壇しました。メンバーの鎮西寿々歌は、大阪で俳優やタレント活動をしていた中学生のころから小籔の番組に出演していた“馴染み”です。もっとも、小籔は彼女とSNSではつながっていたものの、番組が最終回を迎え、鎮西が上京してからは疎遠状態だったとか。
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当初は小籔も彼女の将来を心配していたそうですが、FRUITS ZIPPERは結成からわずか2年後の2023年に、日本レコード大賞の最優秀新人賞を獲得するなど大躍進! さらに流行語を生み出したり、武道館ライブを成功させたりと一大ムーヴメントを巻き起こしています。
そんな“再会”に、小籔は「人間万事塞翁が馬」という言葉を引用しつつ、感慨深そうにこう語りました。
「(その意味は) 中国のおじいさんが飼ってる馬が逃げてもうてんけど、その馬が立派な馬を連れて帰ってきてん。それと同じ感覚。寿々歌ちゃんと仕事がなくなって会われへんし、番組もなくなってしょんぼりしていたけど、めっちゃキレイな子たちを連れて帰って来た」
さらに、「逆にあの番組が続いていたら、大阪で俳優を続けていたかもしれんし。ほんま何が幸いとなるか、わからんということや」と語りかけました。
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ここで、メンバー全員が自己紹介をすることに。それぞれがキュートに挨拶しますが、小籔は「声が小さい」「口を横に開きすぎや!」などと注意。“小籔塾”が突然、開校されたことで、会場は爆笑に包まれます。
今回の司会を務めるコヤソニアンバサダーのエルフは「わざわざ来てくれているのに!」「出演キャンセルされますよ?」と慌てますが、小籔がメンバーを一人ひとりイジることで、それぞれにスポットライトが当たるかたちに。
「近所の子でも怒るスタイルでやってんねん。よその子やったら『横に口開いとるな。アホやな』と思うだけやけど、みんな売れてほしいし、けなしているわけじゃないから!」と小籔なりの“愛情”を説明しました。
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そんな小籔について、鎮西は「まわりのお父さんよりも、思想の強いお父さん」と笑わせつつ、4月に発売されたファーストアルバムのタイトルにかけてこう意気込みを語りました。
「アイドルを始めたときからコヤソニに出るのは目標だったので、こうしたかたちで叶ってめっちゃ嬉しいです。発表されているなかで、いまのところアイドルグループは私たちだけだと思うので、会場に来た皆さんをメロメロに“NEW KAWAII”世界に誘いたいと思います!」
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