『ONE PIECE(ワンピース)』の最強キャラ議論で、いまもなお候補に挙がるキャラといえばマゼランです。最近は別次元に強いキャラが続々と登場していますが、それでもマゼランを支持する人は少なくありません。では、いったい誰ならマゼランに勝てるのでしょうか。



画像は『ONE PIECE Log Collection “MAGELLAN”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

【画像】「悪魔の実」じゃないのにチートすぎ こちらが作中屈指の強キャラです(4枚)

チートキャラのマゼランには誰も敵わない?

※『ONE PIECE(ワンピース)』コミックス未収録の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

『ONE PIECE』の最新エピソードにて、天才科学者「ベガパンク」の口から衝撃の発言が飛び出しました。いよいよ世界を巻き込む大きな戦いが近づいてきたのかもしれません。

 ここで気になるのは、旧キャラがどれだけ活躍するのかということです。「キャベンディッシュ」や「バルトロメオ」ら「麦わら大船団」はもちろん、「ワノ国」の侍、ミンク族、「ビッグ・マム海賊団」の残党、「ジェルマ66」など、意外なところで活躍してくれそうな集団も少なくありません。

 また大監獄「インペルダウン」にいる人びとの動向も気になるところです。最近ワンシーンだけですが、「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」と「マゼラン」が登場しました。世界を巻き込む戦いが勃発するなら、きっと彼らも大人しくしていることはないでしょう。

 特にマゼランは、非常に強力な戦力です。どんな立場で参戦してくるかは不明ですが、相対する人にとって驚異になることは間違いありません。今なお最強キャラの一角として君臨するマゼランに、敵うキャラなど存在するのでしょうか?

 彼の有する「ドクドクの実」の能力はどんな相手も寄せつけず、かつての「モンキー・D・ルフィ」のように捨て身で特攻しても、異常なタフネスで跳ね返されてしまいます。いまだ「マゼラン最強説」が根強い支持を集める理由も納得です。

 では、いったい誰ならマゼランと対等に渡り合えるのでしょうか。まず「vsマゼラン」で名前が挙がるのは「シーザー・クラウン」です。彼は「パンクハザード編」でマゼランのことを指し、「あんな超人系(パラミシア)と一緒にすんじゃ…」と漏らしていました。

 シーザーが有する「ガスガスの実」の能力も、マゼランの「ドクドクの実」と同様にチート能力と評されています。ただ「インペルダウン編」で「サー・クロコダイル」がマゼランとの戦闘を避けていたことを考えると、「自然(ロギア)系」の能力でもマゼランを制圧するのは難しいのかもしれません。

 では、ほかのチート能力者ならどうでしょうか。マゼランには生身の肉体での攻撃ができませんが、能力を駆使すれば対等な戦いができそうです。「悪魔の実」最強議論の筆頭候補でもあるバルトロメオの「バリバリの実」やドフラミンゴの「イトイトの実」が有力ですが、マゼランの必殺技「毒の巨兵(ベノムデーモン)地獄の審判」は能力でも防げない可能性があるため、やはりマゼランに軍配が上がりそうです。

 こうして考えると、やはりマゼランは無敵に近いことが分かります。ただ最近は、相手に触れないで攻撃できる上位の「覇気」が登場しました。現在のルフィや「シャンクス」、「カイドウ」あたりの上位陣ならば、マゼランとも良い勝負ができるのではないでしょうか。

「エッグヘッド編」で懐かしキャラが続々と登場したことにより、ネット上でも「またマゼランが無双するところ見たい」「最近は規格外の怪物ばかり出てくるから、そろそろマゼランとかチートキャラが活躍する番だな」「マゼランなら五老星にも引けをとらない」など、マゼランが再び活躍することを望む声が多く見受けられます。

 今後『ONE PIECE』はどんな展開をたどっていくのでしょうか。懐かしキャラの参戦にも期待が高まります。