サッカー元日本代表の本田圭佑(38歳)が、7月31日に放送された特別番組「本田圭佑とひろゆきのアベマプライム」(ABEMA)に出演。約2年8か月ぶりとなる選手復帰について語った。

同番組は、サッカー選手・監督として数々の功績を残す傍らで、実業家・投資家など多彩な顔を持ちながら精力的に活動している本田圭佑と、番組の水曜MCを務めるネット掲示板「2ちゃんねる」創設者の“ひろゆき”こと西村博之がメインキャスターを務めた、一夜限りの特別番組。

番組冒頭、本田の約2年8か月ぶりとなる選手復帰の話題に。ブータン国内リーグ1位のパロFCとの1試合限定契約について、本田は「加入のきっかけは、数か月前にブータンに行ったこと。僕が『1試合だったらいいよ』と言ったら、その通りのオファーがあった」と説明した。

これを受けて、ひろゆきは「それって『行けたら行く』みたいなノリで、冗談だったんじゃないんですか?」と問いかけると、本田は「全然違いますよ(笑)」とした上で、「2〜3か月ぐらいの短期間の契約をずっと探していたんです。約1年前から膝のケガが割と良くなっていたけど、どのチームも1シーズン通して戦力となる選手を探すから、思ったようなオファーが届かなかった。そんな中で、今回の契約は本当に理想的。1試合限定で、格闘家みたいなオファーが届きましたね(笑)」と明かした。

本田が出場するのは、AFCチャレンジリーグへの出場権をかけたプレーオフという重要な一戦。チームにとって初出場がかかる大一番に、本田は「大事な試合という意味でオファーを受けることにした。1試合限定には、とても緊張感がある。調整をミスって、足を怪我したとしたら、試合に出られないなんてことも全然あり得る。そうならないように、本当に気を付けていきたい」と表情を引き締め、「対戦相手のことを調べたら、『もしかしたら僕が流れを変えられるかも』と思った。点を取りにいきます」と意気込みを語った。

進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナは「この試合に勝ち進んだら、そのまま長期契約ってことになるのでは?」と聞くと、本田は「チームからは『好きなだけ居ていい』と言われているので、ブータンに住むかもしれないです(笑)」と応じた。