長嶋一茂 コメント
©BS朝日
――今日の収録を終えられて感想は?
僕自身はすごくプラスになったというか、僕のために皆さんで講義を開いてくれているみたいに感じました。
――今回は「住まいと暮らし」からいろいろと話題が広がりました
いやいや、もっと脱線した方が面白いし、もっと広げようとしたんだけど、テーマを決めていたのであまり広げすぎても、ね。ただ僕自身は面白かったですね。
――ゲストの方のお話で印象に残ったのは?
僕はモーリーや斎藤さんのお話とかすごく好きだし。不動産コンサルタントの沖さんはデータに基づいているということもあって大変勉強になるなと思いました。僕自身は何度も言うけどすごくプラスになった部分がありました。
――一茂さん自身もお子さんがいらっしゃって相続の問題などお考えかと思いますが
相続や引き継ぎの話は学校では教えないので、親が教えるしかないんです。ただ、子供たちからそんな話題が出るまで自分からは話すのは辞めようと思っていました。それが最近になって、娘が為替の差益の話を聞いてきたんです。だから詳しく説明してあげました。僕もいろいろな方たちから勉強しながら、孫の代ぐらいまではちゃんと生活できるようにしておかないと、とは思っています。そういう意味でも娘たちには今後勉強させようと思います。
――そんな金融、経済の話も「家を買う、買わない」といった身近な話につながりますよね
今回の番組を視聴者のみなさんがどう捉えるか、僕はまったくわからないですね。僕からはこうした方がいい、ああした方がいいというようなメッセージは送っていないつもりですし。やはり自分たちで決めるしかないですから。でも、問題提起にはなったとは思っています。ただ『喉元すぎれば……』ということわざがあるように、僕もそうだけど、こういう話って聞いてもすぐに忘れちゃう(笑)。それは、まだ問題を『喉元レベル』で軽く捉えちゃっているからなんでしょう。僕もそうならないようにしているんですが。今日も話題になった温暖化の問題も深刻だなと思いますし。我々の子々孫々はどうなるの?って心配になります。
――我々は今後どう取り組んでいけば良いと思いますか?
政治で変えていかないといけないと思うので、問題解決へ邁進していける若いリーダーが出たときに、我々大人が応援しなきゃいけないと思います。
番組概要
「長嶋一茂のミライアカデミア 〜これからを生き抜くための特別授業〜」
放送日時:8月18日(日)21:00~22:54
放送局:BS朝日
【CAST】
長嶋一茂
田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
長谷川忍(シソンヌ)
沖有人(不動産コンサルタント/住まいサーフィン主宰)
斎藤幸平(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)