​​​​​​​「二度と立候補するなよ」駐日仏大使館のX投稿にパリ五輪批判の誹謗中傷が殺到する事態に...一方で「あまりに汚い物言いは...」の声も

 現地7月26日の開会式からおよそ2週間行なわれたパリ五輪。選手村の空調や食事、会場となったセーヌ川の水質問題、さらにいくつかの競技で開催国びいきの判定があった等の問題が多く指摘された。現地8月11日には無事閉会式も終了したものの、日本国内からの不満の声はまだ止まないようだ。

【画像】大人気バンド「フェニックス」に、トム・クルーズも! パリ五輪・閉会式の様子を厳選ショットで特集! 日本時間8月12日に駐日フランス大使館は公式Xを更新。パリ五輪で活躍したフランス代表と日本代表の選手らの画像を添えて「フランスと日本のアスリートたちにとって素晴らしい活躍の場となりました!両国のチームは、45個のメダル(うち20個の金メダル)を獲得した日本と、64個のメダル(うち16個の金メダル)を獲得したフランスで、これらのオリンピックに忘れられない印象を刻みました。おめでとうございます!2028年でまた」との文言を投稿した。

 この投稿には日本人と思われるアカウントから、
「オリンピックを通じてフランスのいい加減さと白人の差別主義についてよく理解することができました」
「もう二度と立候補するなよ」
「ひどい大会でしたね。フランス嫌いが周りで増えてます」
「審判不正や誤審、選手村環境や不公平な試合など、フランスの印象が変わった大会になりました」
といった批判のコメントが殺到する事態に。一方で、
「不満や言いたいことはあったとしてもお祝いと感謝のポストに非難の言葉を向けるのは違うと思うな」
「思うところは色々あろうが、大使館に対してあまりに汚い物言いはどうかと」
「このポストに対しては大会をありがとうと言って労うのが普通の礼儀というもんだ」
といったコメントも一部で見られた。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「フランス人よ、恥を知れ!」ギリシャ紙が“最悪の大会”と一刀両断「柔道、フェンシング、BMXで自国を優遇」「“汚染川”でなぜ競技?」【パリ五輪】

【関連記事】セーヌ川の汚染問題「主催者が隠したかった“不都合な数字”」仏メディアが暴露「基準値内だったのは10日のうち2日だけ」【パリ五輪】

【関連記事】五輪は“愛の街”から“天使の街”へ! ロサンゼルス2028大会組織委がパリ大会の課題を精査「ベッド、エアコン、食事は問題にならない。渋滞の解決策もある」