「Red Bullサンパチ、スタート!」
20:00の開演5分前、サプライズゲストであるZUMAひかるのアナウンスで諸注意が告げられます。金属バットや黒帯と切磋琢磨しながらも、最近コンビ解散を発表した彼を呼ぶという粋な計らいに会場の熱気が増していきます。
その後、鬼としみちゃむのしみちゃむがDJブースに現れ、演者名を盛り込んだラップを披露。早くも歓声が上がり、コールアンドレスポンスも大盛り上がり。「Red Bullサンパチ、スタート!」というしみちゃむのハイトーンボイスを合図にメイキング動画が流れ、ますます興奮が広がります。
今年もトップを任された黒帯の出囃子に合わせて自然とクラップが起こり、ステージの幕が上がって2人が登場。のっけから大歓声に迎えられ、「これはえぐいね」と興奮気味のてらうちに、「やりすぎですね」と大西。そして、話は『M-1グランプリ』予選前のごとくガチガチにネタ合わせをしていた三遊間をイジる流れに。大阪愛を感じるネタで会場の雰囲気をブチ上げました。
二番手はジョックロック。「お笑いの歓声じゃないのよ」と困惑するゆうじろーに、「袖から見ていて怖かった」と福本。彼らならではの全身を使ったキレッキレのツッコミが入るたび、会場のボルテージが高まっていきます。
続くはるかぜとともには、ボケのやすおのハイテンションで空気をつかみ、トリッキーながらも安定感のあるネタで笑いをかっさらっていました。
空前メテオは、舞台に上がるやいなや、「オオカンドー!」と大門が持ち前のギャグを繰り出します。歓声と拍手が沸き起こり、満足そうな表情の大門を横目に、「なんでも笑うと思われますよ。自分の価値が下がる」と観客にツッコむ茶屋。
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生のお笑いライブならでは展開も!
お次は、冒頭で黒帯にイジられた三遊間が登場。「マジでネタ合わせしたやつやんぞ。大勢の前やから思ったこと言った方がええですからね」とテンション高めの櫻井。そこへ「思ってることがありまして……」と話し始めるも、「合わせたのとちゃうやつやろかな」とボケる稲継。結局合わせた通りのネタだったものの、途中で櫻井がネタを飛ばすというハプニングが発生。生のお笑いライブならでは展開に、会場は大いに盛り上がりました。
そして、扁桃腺手術を終えて帰ってきたばかりの澤畑と為国からなるぎょうぶ。「吐血するまで声出すぞ〜!」と気合い十分に、為国の価値観のズレを元に笑いを生んでいきます。