発売約50日間で500万食を突破・丸亀製麺『丸亀うどーなつ』開発構想は3年!? 担当者に聞いたもっちもち食感の秘密は「うどんのベストな配合量にたどり着くまでブレンダーを…」

驚異的な売れ行き、口コミの拡散が大ヒットのカギ

「丸亀うどーなつ」は販売開始直後からSNSを中心に話題となり売り切れ続出。そのため、現在でも公式サイトで《ご好評につきお一人様3袋までの購入にさせていただきます》と注意書きもあるほど好評を博している。

この驚異的な売れ行きや世間の反響は想定内だったのだろうか。

「ありがたいことにSNS上には非常に多くの口コミが広がっています。世代を超えて話題になったり、世代を問わず購買につながったりしていることから、我々が想像していたよりも、この商品はお客さまの期待を超えることができているのだと実感しています。

お客様への新しい体験価値を提供することを追求している我々にとって、“うどんからドーナツが生まれたという驚き”と“食べてみたい!というワクワク感と衝動”がネットのコメントの中で多く見受けられたのは、嬉しいかぎりです」

立て続けにヒット商品を発売してきた“うどん業界NO.1”である丸亀製麺。次なる挑戦や狙いとは。

「現在は未定ですが、次回もみなさんに感動体験をお届けできるような、わくわくと楽しんでいただけるような商品を展開できたらと考えています」

―――ユニークな商品の裏には、並々ならぬ開発の苦労があったようだ。今後も「丸亀うどーなつ」の新フレーバーの続報や、丸亀製麺の新商品に期待したい。

取材・文/逢ヶ瀬十吾(A4studio)