構えを変えるだけで“スピン”がかかる!「左に向けて…」と人気コーチが解説

ショットが不調でグリーンを外しても、アプローチが寄ってパットが入るとスコアは崩れない。

「50ヤード以内からボギーを減らしてパーを増やす」をテーマに最先端の理論や技術を学んだ新進気鋭の若手コーチたちが”ピンに寄る”と”カップに入る”とっておきの技を披露!

スイングの円弧を“左に”向ける


アドレス、スイングの方向すべて左に向けましょう

クローズスタンスもアリですが、ボールコンタクトに長けた中・上級者は、従来のオープンスタンスでOKです。そして、オープンスタンスでスタンスなりに振る。

つまり、スイングの円弧を左に向けた状態はヘッドを外から入れやすく、フェースを開いてロフト角を最大化しながら振り抜けるので、バックスピン量を増やすことができます。

クラブのロフト角を増やせば、兼濱コーチのレッスンでも出てきた「スピンロフト」が増えることにつながりますので、スピン量も増加します。

(広告の後にも続きます)

ゆるやかな入射角で振る

オープンスタンスでフェースも開いているので、ここから鋭角に打ち込んでしまうとフェースにボールが“乗らず”スピンを増やせません。ゆるやかな入射角で少しボールをつかまえていくイメージで振っていくのが「ギュギュ」っと強烈なスピンをかけるコツです!

入射角が鋭角になってしまうので、ダウンスイングではヘッドが体に近づいてこないように注意しよう

いかがでしたか? スイングの方向とゆるやかな入射角に注目しましょう!

小井土峡太
●こいど・きょうた/1997年生まれ、長野県出身。東北福祉大ゴルフ部出身で、最長飛距離443ヤードの記録をもつドラコンプロ。ショートゲームの上達法にも深い知識をもち、原理原則に基づいてのレッスンに定評がある。

構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己
協力=日神グループ 平川CC、
   取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)