アウェーで接戦制し首位堅持の清水。秋葉監督は「苦しいゲームをモノにできるチームがやはり、優勝、昇格が見えてくる」

 清水エスパルスは8月24日、J2第28節で鹿児島ユナイテッドFCと敵地で対戦。スコアレスで迎えた88分、アブドゥル・アジズ・ヤクブのPKで均衡を破り、そのまま1-0で勝利した。

 もし引き分け以下の結果なら、同日の試合ですでに勝利していた2位の横浜FCに首位の座を明け渡すことになったが、接戦を制してトップをキープした。

 試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督が勝利を噛みしめる。

「この苦しい苦しい、熱く、消耗戦のなか、1300人以上のサポーターファミリーがこの鹿児島に来てくれた。我々がずっと20年以上、キャンプ地としてお世話になっている鹿児島の地だからこそ、こういう苦しいゲームでも最後なんとか、プレゼントのPKで逃げ切ることができました。

 本当にみんなの力を感じますし、みんなの想いだとか、意思だとか、覚悟みたいなもの、そういったものがゲームに乗り移って、こういうタフなゲームをしっかりと勝ち切ることができました。応援してくれた方、この鹿児島の地に感謝しています」
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 今季はアウェーゲームをやや苦手としている清水だが、今回は勝負強さを見せつけた。指揮官は「こういう苦しいゲームをモノにできるチームがやはり、優勝、昇格というものが見えてくると思います」と言葉に力をこめる。

 次節も敵地で徳島ヴォルティスと相まみえる。秋葉監督は「今日出た課題みたいなもの、実際にかなり多く出ていますので、そういったものを、次の1週間でどこまで修正できるか。そのなかでまた、我々らしく、より攻撃性のある、もっともっと点の取れる、そのようなゲームにしたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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