トゥルーテンパーのシャフトは、スチールだけでなく「グラファイト(カーボン)」もスゴい! といわせるニューブランドが誕生。
その性能を辻村明志プロコーチにいち早く体験してもらった。
プロジェクトXでも「DENALI」ならアベレージゴルファーの弾道も大きくレベルアップ!
世界中のゴルファーからの信頼の厚いトゥルーテンパー社のシャフトに、新しいカーボンシャフトが加わった。同社の代表モデル「PROJECT X」シリーズにカテゴライズされる「DENALI(ディナリ)」は、ツアープロとエンジニアがタッグを組み、約1年半の研究開発の末に完成。
すでに、PGA ツアーでは世界ランキング100 位以内の選手5 名を含む10 名以上の選手が使用。国内男子ツアーでは、飛距離性能で充分な実績を出している。そんな「DENALI」だが、プロやハードヒッターに好まれる「PROJECTX」でも適正ゴルファーの層を広げ、一般アマチュアにもオススメしたいラインナップがそろう。
その3 タイプの紹介と、ツアープロコーチ・辻村明志氏による試打インプレッションをお届けする。
「DENALI」=「偉大なもの」「高きもの」
高弾道・高スピンで万人にマッチしやすい「赤」
DENALI RED
●クラス(トルク)40(6.5-5.7)/ 50(6.0-4.8)/ 60(4.7-3.8)
●フレックス・重量[40]5.5-S・47g / 5.0-R・47g / 4.0-L・47g[50]6.0-S+・52g / 5.5-S・52g / 5.0-R・51g[60]6.5-X・61g / 6.0-S+・59g / 5.5-S・59g
●先中調子
「DENALI」とは、北米最高峰の山であり、先住民の言葉で「偉大なもの」「高きもの」を意味する。トゥルーテンパー社のノウハウとテクノロジーで、ゴルファーにとって名前の由来どおりの1 打を放てるシャフトに仕上がった。
カウンターバランスなのでクラブを長く組める
「赤」はカウンターバランス設計。クラブヘッドの質量を追加することで「打ち出しの初速」と「クラブ全体の慣性モーメント」が高まる。また、クラブ長を長めにしても「スイングウエイトが重くなりすぎない」ように組める。
最適が選べる25タイプの豊富なラインナップ
プロやアスリートゴルファーが求める弾道が打てるスペックはもちろん、高弾道・高スピンのビッグキャリーで飛ばせる「赤」には、超軽量の40g 台もある。ヘッドスピードが遅めの人は40g のフレックスR やL、“ 軽硬(かるかた)” を好む人は40g のフレックスS など、全25 タイプの豊富なラインナップのなかから最適が選べる。
中弾道・中スピンでエネルギーを最大化する「青」
DENALI BLUE
●クラス(トルク)50(4.8-4.2)/ 60(3.9-3.5)/ 70(3.1-3.0)
●フレックス・重量[50]6.0-S+・58g / 5.5-S・57g / 5.0-R・55g[60]6.5-X・65g / 6.0-S+・65g / 5.5-S・64g[70]6.5-X・73g / 6.0-S+・73g
●中調子
飛距離性能はすでにお墨つき!
低弾道・低スピンで鋭く飛ばせる「黒」
DENALI BLACK
●クラス(トルク)60(4.2-3.9)/ 70(3.8-3.2)/ 80(3.2-3.1)
●フレックス・重量[60]TX-Tour X・65g / 6.5-X・69g / 6.0-S+・65g[70]TX-Tour X・74g / 6.5-X・76g / 6.0-S+・75g[80]TX-Tour X・84g / 6.5-X・89g
●元調子
7 月に開催された国内男子ツアー「セガサミーカップ」の3 日目に行なわれたドラコン大会では、ディナリ(BLUE 70・6.5-X)を使用した照屋祐唯智が312ヤードで優勝。
また、ドライビングディスタンス2位の余松柏(309.98 ヤード)、4位の照屋祐唯智(306.14 ヤード ※データは8 月10 日現在)と、ディナリ使用プロがランキング上位を占め、飛距離性能の高さを証明している。
写真=セガサミーカップ大会事務局提供
※オープン価格(編集部調べ:6万500円) 8月23日発売
試打・解説=辻村明志
●つじむら・はるゆき/1975年生まれ、福岡県出身。ツアープロから指導者に転身。「チーム24(辻村)」を結成し、上田桃子や吉田優利、渋野日向子らのコーチを務める。実戦力を上げる知識やスイング指導に定評がある。元ビルコート所属。
写真=田中宏幸
協力=鎌ヶ谷カントリークラブ
●商品の問い合わせ/トゥルーテンパースポーツインクジャパン www.truetemper.co.jp