「お買い得な補強だ」田中碧のリーズ移籍に地元メディアが見解!「ドイツ2部でのプレーだけだが、日本代表で輝いてきた」

 デュッセルドルフに所属する日本代表MFの田中碧は、イングランド移籍に迫っていると言われる。

 報道によると、デュッセルドルフはイングランド2部のリーズと合意したと言われる。昨年からたびたび去就が取りざたされてきた田中の移籍が、ついに実現するかもしれない。

 これを受け、リーズ専門サイト『Leeds United News』は8月29日、「2022年ワールドカップで彼の名前を思い出すかもしれない」と報道。「三笘の1ミリ」と話題になったカタールW杯スペイン戦での田中のゴールに注目した。

 日本がスペイン戦で1-1と追いついてから迎えた後半51分、田中は三笘薫のアシストから決勝点をあげた。三笘が折り返す直前、ボールがゴールラインを割ったかに見えたものの、テクノロジーを使った判定の結果、ぎりぎりでインプレーと判定されたのは記憶に新しい。

 Leeds United Newsは田中について、「カタールで注目された選手」と報道。「豊富なスタミナや低い位置からゴールを狙う目、攻守両面でのボックスでのインパクトで知られる」と続けた。

「川崎フロンターレでは日本の王者に3回輝いた。だが、彼が最も好調だったのは日本代表にいるときだ。27試合出場で8得点。そのうちのひとつは、カタールW杯でのスペイン戦で決めた、大会で最も物議を醸したゴールのひとつだ」
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 また、同メディアは、ドイツに4-1と快勝した2023年秋の親善試合や、タイを5-0と沈めた元日の一戦、さらに2026年W杯予選の北朝鮮戦と、田中がその後も代表でゴールを決めていることを紹介し、期待を寄せている。

「クラブレベルでは日本とドイツの2部でしかプレーしたことがないかもしれない。だが、タナカは代表チームで輝いてきた。わずか340万ポンド(約6億8000万円)というお買い得な補強をしようとしている。タナカはやすやすとさらなる価値に値するだろう」

 まずは移籍が実現するか、そしてイングランドで田中が活躍できるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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