日本代表MFの田中碧は、移籍市場最終日の8月31日、デュッセルドルフからイングランド2部リーズへの移籍が決まった。以前から再三取りざたされてきた移籍がついに実現したかたちだ。
カタール・ワールドカップのスペイン戦で決勝点をあげたことや、その後の日本代表戦でゴールを決めてきたことも地元メディアに注目されていた田中。だがもちろん、ダニエル・ファルケ監督は母国のコネクションも生かし、ドイツでの田中の情報を仕入れていたようだ。
衛星放送『Sky Sports』や『talkSPORT』などの英メディアで働くダン・バーデル記者は、『MOT Leeds News』で、ドイツからの情報を受け、ファルケ監督が田中の獲得を望んだようだと報じた。
バーデル記者は「ブンデスリーガとイングランドサッカーはあまり遠くない。似ている点がある。(田中は)ドイツでのコネによってファルケ監督に推薦された選手のようだ」と述べている。
「一見したところでは、実績のある選手に代えてもっと無名の選手を獲得したかたち。こういう補強はどちらにも転ぶ可能性がある。チャンピオンシップは激しいからだ」
【動画】リーズ加入の田中碧が英語でコメント。ユニホーム着用姿も
デュッセルドルフで3シーズンを過ごした田中は、昨季の昇格プレーオフでブンデスリーガ1部に迫った。だが、ボーフムとの入れ替え戦で敗北。昇格には至らなかった。リーズも同じようにプレーオフを戦ったが、プレミアリーグ昇格を逃している。
MOT Leeds Newsは「日本のスターはサポーターを興奮させた取引で、リーズにとって本当に素晴らしい補強となる」と期待を寄せた。新天地で主要リーグの1部に達することができるか。田中の新たな挑戦に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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