85分まで出場の三笘薫がチャンス演出も…ブライトン、10人のアーセナルと1-1ドロー。新体制でプレミア開幕3連勝ならず

 8月31日に開催されたプレミアリーグ第3節で、三笘薫を擁するブライトンは冨安健洋(怪我でベンチ外)が所属するアーセナルと敵地で対戦した。

 開始15分にいきなりアクシデントが発生。ヒュルツェラー新監督の7歳上、38歳のミルナーが負傷で交代を余儀なくされ、レンタルバックした20歳のアヤリが入る。

 24分にはふわりと浮かせたクロスに三笘が飛び込み、ヘディングシュートを狙うも、GKラジャにキャッチされる。

 プレミア開幕2戦で1ゴール1アシストをマークしている日本代表MFはさらに31分、セカンドボールにペナルティエリア左で反応。左足で鋭いボレーシュートを放つが、枠の右に外れる。ヒュルツェラー監督も思わず頭を抱える。

 序盤から互いにチャンスを作るなか、38分に先制を許す。CBダンクに競り勝ったサカのラストパスから、ハバーツに前に出てきた守護神フェルブルッヘンの上を抜くシュートで流し込まれた。
【動画】サカ→ハバーツ…アーセナルの先制点
 0-1で折り返すと、後半開始早々の49分に相手MFライスが2枚目のイエローカードを受け、キャリア初の退場となる。

 数的優位となったアウェーチームは攻勢を強め、58分にミンテのシュートのこぼれ球をペドロが詰め、同点に追いつく。アーセナルは今季3試合目にして初失点となった。

 勢いに乗り、64分には三笘がマッチアップしているホワイトを剥がし、触れば1点というようなクロスを送り込むが、惜しくも得点には繋がらない。三笘はその後も得意のアウトサイドを駆使しながら、チャンスを演出する。

 ただ、なかなか勝ち越し点を奪えない。その間、カウンターから大ピンチも迎えるが、フェルブルッヘンの好守で凌ぐ。85分には三笘とウェルベックに変え、アディングラとエンシソを投入する。

 結局、1-1でタイムアップ。ブライトンは新体制でリーグ戦3連勝、公式戦4連勝スタートとはならなかった。また、アルテタ体制6年目のアーセナルも開幕からの連勝が2で止まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「パリ地獄やん」「リバプールきっつい」“大刷新”CLの対戦カード決定にネット反響!「ヤバいカード目白押し」

【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!

【画像】2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち