現地時間8月31日に開催されたブンデスリーガ第2節で、チェイス・アンリが所属するシュツットガルトと今夏に佐野海舟が加入したマインツが前者のホームで対戦した。
チェイスがCBでリーグ戦初スタメンを飾ったシュツットガルトは、開始早々にいきなりチャンスを迎える。3分、ボックス手前からウンダフが際どいミドルを放つも、GKツェントナーにセーブされる。
それでも8分、フューリヒのシュートのこぼれ球をミヨが左足で押し込んで幸先よく先制する。さらにその7分後、GKニュベルのロングフィードに抜け出したレベリンクが、右足の強烈なシュートでネットを揺らして追加点を挙げる。
一方のマインツは33分、ボランチの一角で先発した佐野が右サイドへ展開。これを受けたホン・ヒョンソクのラストパスに反応したブルカルトが決定機を迎えるも、GKニュベルの好守に阻まれた。
さらに43分には、佐野のパスを受けたブルカルトが敵陣ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをアミリがきっちりと決めて1点差に詰め寄る。このままシュツットガルトが2-1とリードして前半を終える。
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迎えた後半のキックオフ直後、シュツットガルトにアクシデントが発生する。ボールを奪いにいったチェイスの頬に相手の腕が当たって出血。日本人DFは治療のため一時ピッチの外に出るも、大事には至らず再び戻った。
61分、マインツは左サイドからのハンチェ=オルセンのクロスに飛び込んだブルカルトがヘディングシュートを決めて同点とする。
2点差を追いつかれたホームチームは88分、敵陣ボックス手前の中央でFKを得ると、リーダーが左足を一閃。ボールはポストに直撃するも、跳ね返りがGKツェントナーに当たってそのままゴールに入り勝ち越に成功する。
マインツも後半アディショナルタイム、セットプレーからヴィドマーの折り返しをライチュが頭で押し込んで土壇場で再び追いついた。このまま試合は3-3で終了した。
次節は代表ウィークを挟んで、シュツットガルトが9月14日に敵地でボルシアMGと、マインツが15日にホームでブレーメンと激突する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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