9月に北中米ワールドカップのアジア最終予選を戦う森保ジャパン(5日に中国、11日=日本時間にバーレーンと対戦)のメンバーに名を連ねたひとりが、代表復帰を果たした伊東純也だ。
今年1月のアジアカップ以来、約7か月ぶりのカムバックである。その伊東が今回の連戦でどう起用されるかは大きな注目ポイントだ。4-2-3-1もしくは4-1-4-1システムなら右ウイング、3-4-2-1なら右ウイングバックかシャドーの一角だろう。正直、ポジションの予想は難しくない。
気になるのは、中国との初戦に伊東はスタメン出場するかだ。中国からすれば彼の突破力と決定力は脅威。実際、前回大会のW杯最終予選・中国戦でも伊東は決定的な仕事をしている。相性的な部分も考えると、スタメンで使うべきだろう。
ただ、スタッド・ドゥ・ランスの試合は日本時間の9月2日(0時キックオフ)。そこからの合流を踏まえると、コンディション的に厳しい面があるかもしれない。しかも、代表戦では7か月のブランクがある。そのあたりを森保一監督がどう捉えるか。
もっとも、先発から外れたとしても試合途中、ピッチのサイドラインに伊東が姿を見せて交代で入るようなら、そのタイミングでスタジアムは一気に盛り上がるだろう。仮に日本が苦戦したとして、伊東は流れを変える切り札になるはずだ。
果たして、森保監督の決断は如何に。
ちなみに、過去2大会、日本代表は最終予選の初戦をいずれもホームで落としている。そうした背景もあるなかで、森保ジャパンはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。どう起用法されても、伊東のゴールを期待するファン・サポーターはきっと多いはずだ。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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