現地時間9月1日に開催されたプレミアリーグ第3節で、スロット新監督が率いるリバプールは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。加入2年目の遠藤航は、開幕から3試合連続でベンチスタートとなった。
注目のビッグマッチの開始7分、ペナルティエリア左でパスを受けたディアスの折り返しから、アレクサンダー=アーノルドがいきなりネットを揺らす。しかし、プレーに関与したサラーのオフサイドが取られ、得点は取り消される。
スピーディで迫力ある展開が続くなか、35分に正真正銘の先制点を奪う。カゼミーロのパスをハーフウェイライン付近でカットしたフラーフェンベルフが持ち上がり、ペナルティエリア右のサラーに展開。サラーは正確なクロスをファーに送り込むと、タイミング良く飛び込んだディアスがヘッドで叩き込んだ。
さらに42分、再びカゼミーロからボール奪取してカウンターを発動すると、やはりサラーのアシストでディアスが仕留め、一気にリードを広げる。
【動画】サラー→ディアス!リバプールの鮮烈2発!カゼミーロは痛恨連続ボールロスト
アウェーチームの勢いは止まらない。後半に入って56分、ソボスライのお膳立てでサラーが今度は自ら追加点を挙げ、ホームサポーターを唖然とさせる。ディアスと共に絶好調のエースは、3戦連発となった。
63分にはラッシュフォードのクロスから、ジルクゼーにヘディングシュートを浴びるが、守護神アリソンがビッグセーブ。ユナイテッドの決定機を防ぐ。
その3分後に最初の交代を行ない、殊勲のディアスに代えてガクポを投入する。さらに75分にヌニェスとブラッドリー、83分にツィミカスを送り込む。
これで3回の交代機会を使い切り、遠藤の出番なしが確定した。日本代表のキャプテンは前節のブレントフォード戦(2-0)で、後半アディショナルタイムから出場したのみで北中米ワールドカップ予選に臨むこととなった。
結局、3-0でタイムアップ。新体制のリバプールが、スロットと同じオランダ人指揮官、テン・ハーフが率いて3年目のユナイテッドを粉砕し、3連勝発進を果たした。それも計7得点で失点は0だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!
【記事】「この時間にいれて何すんねん。ふざけんな」今季初出場の遠藤航、“91分投入”に不満の声!「使う気ないな」「イエローもらってるのに意味が分からない」
【記事】「話にならない」内田篤人、海外移籍について若手の“姿勢”に物申す「行けば。どこでもいいじゃん」