現地時間9月1日に開催されたラ・リーガ第4節で、レアル・マドリーはベティスと本拠地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。2-0で快勝した。
全ゴールを叩き出したのが、キリアン・エムバペだ。まずは67分、フェデリコ・バルベルデの華麗なノールックアシストで先制点を奪うと、75分にはヴィニシウス・ジュニオールが得たPKをきっちりと成功させてみせた。
今夏に加入した25歳のフランス代表FWは、デビュー戦となったアタランタとのUEFAスーパーカップで得点を挙げたものの、ラ・リーガでは開幕3試合でノーゴール。待望の一発から一気に2発で、ホームサポーターを大いに沸かせた。
クラブ公式サイトによれば、試合後にインタビューに応じ、「世界最高の伝説的なスタジアムでゴールを決めるのを楽しみにしていた。だけど、最も重要なのは勝利だ」と力強く語った。
【動画】エムバペがラ・リーガ初ゴールから一気に2発!超絶アシストも必見
「ラス・パルマス戦(1-1)の後だったので、勝たなければいけないと分かっていたなかで、その通りになった。他の全ての試合と同じように難しかったけど、 僕たちはレアル・マドリーだ。最終的には勝利した。
ブラヒム(・ディアス)がアクションを起こし、その後でロドリゴがバルベルデにボールを渡すと、彼は信じられないようなバックヒールでパスを出してくれた。僕はそこにいて、ボールが来るのを感じ、ゴールを決めたんだ」
白い巨人の新エースは、感謝の気持ちを決して忘れない。
「加入してからずっととても幸せだよ。得点できなかった時もみんなが僕に大きな愛情を注いでくれた。多くの人たちにとって3試合無得点は些細だけど、僕にとっては本当に大きなことだ。クラブの人々や選手たち、そしてファンはいつも僕を支えてくれる。このエンブレムを身につけてゴールを決めるための自信を与えてくれるんだ」
また、カルロ・アンチェロッティ監督は、「彼はゴールを決めるプレッシャーにさらされたことがない」と絶大な信頼を明かした。
「他の選手と同じように良いプレーをしていたし、ボックス内でも非常に良かった。みんなよく動いていたし、ヴィニが彼のためにPKを獲得してくれた。エムバペにとって得点は重要だが、我々はチーム全体の働きを評価している。前回の試合よりも良かった」
アーリング・ハーランドと共に、新時代の怪物と称されるエムバペは、マドリー1年目でどれだけの数字を残すのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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