厳しい現実を突き付けられた後、エリク・テン・ハーフ監督は我慢の必要性を訴えた。
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間9月1日、プレミアリーグ第3節で遠藤航が所属するリバプールと本拠地オールド・トラフォードで対戦。攻守で精彩を欠き、0-3の完敗を喫した。
8位に終わった昨季からの巻き返しを目ざすユナイテッドは、今夏にマタイス・デ・リフトらを補強。また、若手を積極起用し、新たなチーム作りに着手しているが、当然、魔法のように物事が全て劇的に良くなるわけではない。
英公共放送『BBC』によれば、テン・ハーフ監督は屈辱のリバプール戦後、「私はハリー・ポッターじゃない。それを認める必要がある」と切り出し、次のように伝えた。
「3選手にとっては今シーズン初先発だった。マヌエル・ウガルテはまだ1分もプレーしていない。フィットネスを高める必要がある。彼はきっとチームに貢献してくれるだろう。2、3週間、もしかしたら1か月かかるかもしれない。それは多くの選手にとって同じことだ」
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就任3年目のオランダ人指揮官はさらに「今日はポジティブな話はしたくない。この敗戦は我々にとってもファンにとっても痛い」と語る。
「シーズン3試合目だ。何度も説明する必要がある。新しいチームを作らなければならない。我々は大丈夫だろう。しかし、改善しなければならないのは明らかだ。シーズンの終わりには、またトロフィーを掲げる大きなチャンスがあると確信している」
昨季はプレミアリーグで苦戦を強いられた一方で、決勝で宿敵マンチェスター・シティを下してのFAカップ制覇を果たした。今季は、それ以上に大きなタイトルを掴めるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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