長期に及んだユルゲン・クロップ体制から、アルネ・スロット体制への移行は、今のところかなりスムーズだ。
現地時間9月1日に開催されたプレミアリーグ第3節で、遠藤航が所属するリバプールは、マンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。ルイス・ディアスが2ゴール、モハメド・サラーが1ゴール2アシストの大活躍を見せ、3-0で完敗した。
FW2人が攻撃のヒーローとなった一方で、守備のヒーローとなったのはGKだ。アリソン・ベッカーは、63分に至近距離からヨシュア・ジルクゼーに浴びたヘディングシュートを止めるなど、随所でハイパフォーマンスを披露。全試合無失点での開幕3連勝に大きく貢献した。
英公共放送『BBC』によれば、頼れる守護神は試合後、『Sky Sports』のインタビューに対応。新旧の指揮官について熱く語った。
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「僕はまだユルゲン・クロップを愛している。一生愛し続けるだろう。でも決断力、(スロット)監督のクオリティ、彼の仕事ぶり…。彼はチームに要求しているんだ。
みんな一生懸命にやっているよ。3試合連続のクリーンシートだ。僕らが後ろで守っているからだけじゃない。チームでハードワークしている。これこそ、監督が求めているメンタリティだ」
ブラジル代表のアリソンはまた、コロンビア代表のディアスの通訳を担当。絶好調男の発言を代わりに伝えた。
「彼はゴールを決め、チームを助けられてとても満足している。『最も大切なのは、チームが上手くいっていて、こうした重要な試合に勝っていることだ』と言っている。彼は休養を楽しみにしている。とてもハッピーで、このリズムをキープし続けたいようだ。
『ゴール、アシストは僕らストライカーのタスクだ』と彼は言う。チームの目標達成のために、彼は謙虚に働き続けるだろう」
アルゼンチン代表で10番のアレクシス・マカリステルも含め、南米勢が躍動するリバプールは、非常に良い状態で代表ウィークに突入する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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