「理想だけを求めたら負けちゃう」堂安律がW杯最終予選に挑む日本代表に“必要な姿勢”を強調「自分たちがやりたいことが全てできるわけじゃない」

 いよいよ始まる北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、日本代表は5日に中国、10日(現地)にバーレーンと対戦する。

 自身2度目の最終予選に挑むフライブルクのMF堂安律は3日の練習後の取材で、「技術とかは間違いなく日本が勝ってると思ってるんで、そこじゃなく試合までの入り方の準備とかをしっかり抜け目なくやっていく必要があると思う」と語った。

「アジアカップで学んだこともたくさんあるんで、もちろん圧勝できれば最高ですけど、1-0でもいいと思う。勝点3にしっかりこだわってやりたいなと思います」
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 ベスト8で敗退したアジアカップでは何を学んだのか。日本の10番は「日本が圧倒的に優勝したいという思い、理想がある中で、理想だけを求めたら、相手に負けちゃうんで。泥臭くてもしっかりと1-0で勝ち切るだとか、綺麗なサッカーで点を取らなくても(いいし)、相手が前から来るならロングボールでもいいと思う。自分たちがやりたいことだけが全てできるわけじゃないので」と発言。内容よりも、結果に執着する姿勢を強調した。

「今まではフレンドリーマッチで、いろいろ試したりとか、テストって言えましたけど、もうそういうことを言っていられるような状況ではないので、最初のこの2戦を取れたらでかいと思いますし、勝ちにこだわりたいと思います」

 貪欲に勝利をもぎ取って行く覚悟だ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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