日本代表キャプテンの遠藤航は今季ここまでリバプールで出場機会に恵まれていない。
アルネ・スロット新監督の下、プレミアリーグ第1節のイプスウィッチ戦(2-0)で出番なし。続く第2節のブレントフォード戦(2-0)では後半アディショナルタイムに投入されて約4分プレーしたものの、第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-0)も出番がなかった。
3試合続けてベンチスタートで、明らかにライアン・フラーフェンベルフとアレクシス・マカリステルの後塵を拝している。しかし、元Jリーガーの鄭大世氏は「いずれ遠藤はレギュラーになる」と大胆予言。その根拠を以下のように述べていた。
「遠藤はどのチームに行っても同じ状況。最初は使ってもらえないんです。ただ、彼は監督が何を求めているかを徹底的に考えるそうで、そうやってプレーしていくうちにいつの間にか起用されています」
だから「今スタメンじゃなくても彼は悲観的に捉えていないと思います。もちろん悔しさはあると思いますが」と鄭大世氏は予測する。
遠藤は今「監督が何を求めているかを徹底的に吸収しているところ」(鄭大世氏)。いずれ、1、2か月経てばスタメンで出ているはずというのが、鄭大世氏の見解だ。
実際、リバプール加入1年目の昨季は、ベンチメンバーからスタートも徐々に評価を高めて中盤戦以降はアンカーに定着。持ち前のデュエルの強さを発揮して攻守を引き締め、リーグカップ優勝に貢献するなど確かな存在感を示した。
正直、フラーフェンベルフとマカリステルの壁は高い。それでもここから尻上がりに調子を上げ、健在をアピールできるか。 遠藤の底力に期待したい。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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