「リバプールに6番は必要ない」遠藤航は不要なのか。元英代表ランパードが主張「彼らは本当に良い方法を見つけた」

 遠藤航が所属するリバプールは、9月1日に開催されたプレミアリーグ第3節で、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとアウェーで対戦。3-0で快勝し、開幕3連勝を飾った。

 アルネ・スロット新監督の4-2-3-1が機能し、ここまで7得点・0失点と抜群の安定感を見せるチームの中で、遠藤は第2節のブレントフォード戦で、後半アディショナルタイムに約4分間プレーするのみに留まっている。

 ライアン・フラーフェンベルフとアレクシス・マカリステルのダブルボランチが機能しているからだ。昨シーズンの中盤以降は、不動のアンカーとして奮闘してきた日本代表MFの序列は明らかに低下してしまった。

 そんななか、イングランド代表のレジェンドであるフランク・ランパード氏が、リバプールの6番(守備的MF)について言及した。地元メディア『Liverpool World』によれば、ユナイテッド戦を振り返り、こう見解を示している。

「リバプールの中盤のバランスは(ユナイテッドと比べて)完全に異なっており、彼らはトップクラスの6番を買うことを検討していたが、彼らのプレーの仕方、構成を考えると、必ずしも6番は必要ない」
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 チェルシーなどで活躍した名MFは、「彼らはチームのバランスを崩すことなくユナイテッドを相手にプレーする、本当に良い方法を見つけた」と称賛し、こう続けている。

「良い選手とインテリジェンスを持った選手、そして試合に反応できる選手が必要だ。マカリステルが自分を解き放つ瞬間を見つけたら、他のミッドフィールダーがそのバランスを取るべきだと理解している。これをシステムの中で柔軟に対応できていると言うんだ」

 マカリステルとフラーフェンベルフの好連係に感銘し、必ずしも守備的MFを置く必要はないと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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