今夏にラツィオを退団し、フランクフルト時代に師事したオリバー・グラスナー監督が率いるプレミアリーグのクリスタル・パレスに加入した鎌田大地が、現状について語った。
カラバオカップ2回戦のノーリッジ戦では、2部チームを相手に1ゴール・1アシストと躍動した日本代表MFは、しかしプレミアリーグでは1分け2敗と苦しむチームと同様に苦戦。途中出場した後に2失点したウェストハム戦では、戦犯扱いする現地メディアもあった。
【動画】鎌田がカラバオ杯で決めた移籍後初ゴール
9月3日、日本代表のトレーニング後に取材に応じた鎌田は、そのプレミアリーグの印象についてこう語った。
「特にめちゃくちゃ変わったなという感じはしないんですけど、(グラスナー)監督がやってたことは変わってないし、ただ相手チームの個々のクオリティは、やっぱりドイツのときよりは上がったと思う。だた、やっているサッカーというのはすごく似ていて、ドイツよりもよりクオリティがあるなという印象はあります」
そして、「どちらかと言うと、選手がかわったりして、チームが去年の良かった時期に比べて、うまくいってないことのほうが難しいなという感じ」とコメント。リーグへの適応というよりも、チームがまだ機能していない点に難しさを感じているようだ。
「プレミアで思ったように最初の3試合で勝点を稼げなかったんで、(今夏に国際大会に参加した)代表選手もたくさんいたし、そういう中でいろいろ難しさを感じますね」
また、公式戦のスタメン3試合は3-4-2-1の2シャドーの右で起用されている点については、「僕自身はもう少しボランチ気味でプレーするのかなと思ってたし、(監督と)話してたんですけど」と発言。「多少はサプライズというか、ビックリはしてますけど、シーズンは長いんで、いろいろな使われ方をされると思います」と語っている。
“想定外”の起用法も含めて、現時点ではまだフィットしきれないもどかしさがあるようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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