日本人6選手が所属するシント=トロイデン(STVV)が9月3日、今夏に就任したクリスティアン・ラタンツィオ監督との契約を解除したと発表した。
STVVは開幕3連敗後、3連続ドローでここまで6戦未勝利。開幕4戦で14失点を喫した守備は、直近2戦で2失点と改善傾向にあるとはいえ、ベルギーリーグで16チーム中15位に低迷している。
新戦力の谷口彰悟、小久保玲央ブライアンをはじめ、小川諒也、山本理仁、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎はいずれも先発を続けているなか、監督交代で起用法にも変化はあるのか。
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スポーツディレクターのアンドレ・ピント氏は、この決断を次のように説明している。
「心の痛みを伴う決断だ。クリスティアンはプロフェッショナルな知識を持つ、知的で尊敬に値する監督だからだ。私たちを取り巻く環境は容易なものではなかった。オリンピックのために、私たちは何人かの主力選手を欠いていた。また、残念ながら我々の手に負えない外的要因のために、いくつかの移籍の事務手続きが必要以上に長引いてしまった。
これはSTVVの習慣ではない。私たちは監督を簡単に解任するようなクラブではない。しかし、最初の6試合後のポイント獲得状況を基に、この決定を緊急で下した。私たちは今、できるだけ早く新しい監督を任命し、代表ウィーク中にリーグ戦の準備をしてもらいたいと考えている。次のホームゲーム、ルーベン戦からスタートする」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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