人気ファッションブランド「yoshiokubo」と吉本新喜劇がコラボレーションしたイベント『yoshiokubo Spring / Summer 2025 Runway Show』が、9月4日(水)に東京・ルミネtheよしもとで開催されました。この日の舞台は、新喜劇の途中でファッションショーが始まるという斬新な仕掛け。間寛平GM(ゼネラルマネージャー)やすっちーもモデルとして会場を練り歩き、ファションと笑いを見事に融合させました。
出典: FANY マガジン
客席を埋めるファッション関係者
今年も、秋のファッション・ウィークの季節がやって来ました。9月2日(月)から都内の各地で行われている「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京)」に参加するyoshiokuboが選んだステージが吉本新喜劇。代表・久保嘉男氏が大阪出身ということもあり、「むかしから見ていた新喜劇とコラボしたファッションショーをするのが夢」という思いを実現しました。
吉本新喜劇とコラボすること以外、当日まで何も明かされていないため、どんなショーになるのか、ファッション業界でも注目の的に。この日のルミネtheよしもとは、いつもとひと味違って、ファッション業界関係者が客席を埋めました。
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イベントは吉本新喜劇からスタート。サプライズで寛平、すっちー(すち子)、島田珠代、吉田裕、筒井亜由貴と出演者の名前がアナウンスされると、何も知らされていなかった客席から歓声が上がります。
舞台は、寛平が経営するうどん屋。従業員の筒井、パートのすち子、借金取りの吉田、ファッションショープロデューサーの珠代が、いつもどおりのコテコテの新喜劇を繰り広げます。
すち子の飴まきはもちろん、珠代の“パンティーテックス”、吉田&すち子の“乳首ドリル”も披露され、会場も大盛り上がりです。
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モデルもデザイナーもズッコケ
物語では、珠代が携わるyoshiokuboのファッションショーが、ダブルブッキングで会場が使えないことが発覚! そこで、うどん屋でショーを開催するよう勧められ……。
ここから、リアル・ファッションショーがスタートします。yoshiokuboの新作を身につけたモデルが劇場の客席をウォーキング。さらに、寛平&すち子もモデルとして登場し、会場内を練り歩きました。
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その後、モデル&出演者が舞台に勢ぞろい。久保氏が登場すると、珠代が「嘉男! 最高だよ~! あ~チーン!」と鉄板ギャグでお出迎えします。
最後に店主の寛平が「使用料300万円です」と告げると、「カネとるんかーい!」と座員のみならず、久保氏やモデルも見事にコケて幕となりました。
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エンディングトークで座員たちは、いつもと勝手が違い、客席がなかなか温まらず焦っていたと告白。すっちーも「今日は、めっちゃ酒飲むやろうなと思っていました」と明かします。しかし、尻上がりに新喜劇モードとなって最終的に大盛り上がりし、「ホッと胸をなでおろした」と話しました。
最後に久保氏が、こう挨拶しました。
「今回、(ブランド)20周年で、新喜劇さんとやらせていただくのがずっと夢だったので嬉しいです。しかも、こういった大切な場所に立たせていただけるのも嬉しい。みなさん本当にありがとうございました!」
この日の新喜劇パートは20分以内に終わらせる予定でしたが、アドリブのせいか少し延長。これに久保氏が「長かったです!」と笑顔でツッコんで笑いを起こしました。
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