〈盗撮歴は33年、100人が被害〉「マシンのなかでこんなポーズをとるといいよ」とキャットポーズを指示…黒ギャル好き“凄腕日焼けサロン店長”を逮捕。常連客には女優、インフルエンサー、ダンサーも…

東京都大田区蒲田で33年前から日サロ好きに愛された「日焼けスタジオ クロコダイル蒲田店」の店長が女性客を盗撮したとして、性的姿態等撮影容疑で逮捕された。常連の女性客たちは「まさかあの温厚で低姿勢の山本店長が⁉︎」と驚きの声を隠せない。

「30年前から盗撮していた」

警視庁蒲田署の調べによると、店長の山本浩貴容疑者(62)は8月6日16時頃、同店を訪れた20代の女性客の足元からスマホを向けて足や尻などを撮影したという。

「被害女性はこれまで何度か利用しており、過去に利用した際にシャッター音などが聞こえたことから不審に思い、当日は自分の枕元にスマホを設置し動画撮影したところ、山本容疑者が盗撮をする様子を捉えたようです。

女性はそのまま警察署に被害届を提出。山本容疑者は容疑を認め『30年前のオープン当時からビデオカメラや携帯電話で盗撮しており、バレないと思っていた』『100人くらいを盗撮した』と供述しており、押収したスマホからは400枚もの画像が見つかっている」(社会部記者)

9月6日、現場となった「日焼けスタジオ クロコダイル蒲田店」を訪れると、常連客だった30代男性が店の様子を伺いに来ていた。

「私はここに1万円のオイルを入れてるVIP会員なので今回の逮捕で店はどうなるのかと心配で様子を見に来たんですよ。山本さんが逮捕された日、直前の13時頃に店に行った時はいつもと変わらない様子だったから驚きました。

彼とは長いつき合いだけど盗撮するような性癖なんて聞いたことないし。マシンは全部で7台あって、全て違う種類でメンテナンスも山本さん自ら行うくらいマシンを熟知してた方だったから惜しいですね」

店がオープンした33年前といえば、まさにガングロ、黒ギャルの全盛期。当時16歳で月に何度も通っていたという蒲田在住の40代女性は言う。

「とにかく黒いのが自慢だったから、バイトで稼いだお金で制服のまま通ってましたよ。山本店長はノリがよかったし、マシンのことも詳しくて気のいいお兄さん的な存在だから慕ってました。まさか盗撮してたなんて…」

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各界から評判だった山本容疑者の知識

店舗のXでは「日本最古の日焼けサロン」と謳っており、黒ギャルブームが去った後の昨今は、ボディメイク大会に出場する男女の選手やダンサーにインフルエンサー、セクシー女優などの“日焼けフリーク”たちから「クロコダイルの“焼き”は理想の仕上がりになる」と評判だったようだ。

この店に一年前から通うダンサー女性のAさん(28歳)は言う。

「ここはボディ大会によく出てる選手間で評判がすごく良かったんですよ。大会ではみんな真っ黒に焼いて出るのが標準装備的な感じなので、クロコダイルの焼きの良さがクチコミで広がっていった感じです。

私も一昨年まで別店舗に行ってたけど、人から紹介されてクロコダイルに切り替えました。蒲田は家から超遠いから行くのが面倒なんだけど、それでもいいから通うほど仕上がりは満足でした」

「焼きのよさ」や「仕上がりがよい」と言われてもいまいちピンとこないが、どういうことなのか。

「これまで私が通ってた日サロ店では焼き過ぎたばかりに皮が剥けることもあったんです。でもクロコダイルでは絶対にそんなことはなかった。山本店長のマシンの知識量は半端なく、焼き加減を調整してくれたからです。

店には5種類くらいのマシンがあり『今の肌色から1トーンあげたい』と細かいリクエストをすると複数のマシンで焼く細かい指示をくれました。『この日に撮影があるのでいつ焼きに行けばいい?』と聞くと、LINEで丁寧に「この日に来て何日間かで計画的に焼けば問題なく仕上がる」とか丁寧に教えてくれた」(Aさん)