株式会社神社仏閣オンラインは、PORTBACK株式会社と共同開発したサービス「仏門GO」をリリースしたことを発表しました。
「仏門GO」はユーザーが登録したクエストを通じて、お寺や仏教の魅力を楽しみながら学べるWebアプリ。全国各地のお寺を巡りながら、お寺の歴史や見どころ、地域の魅力を見つけることが出来ます。
ゲームは仏門GOの公式HPからプレイ可能。名前を登録すればすぐに遊ぶことができ、ゲーム画面が開いたら、GPSに対応したMAP上からお参りしたいお寺を探して向かいます。
お寺についたら撮影をしてもよいお堂やお庭、お寺内の自然などを撮影し、参拝記録を作りましょう。場所によっては撮影が許可されていない場合もありますので、都度確認を取りつつ、マナーを守って行いましょう。
クエストをとくと、内容に応じたポイントをゲット。ポイントは将来的に寄付に使えるようになる予定とのことでした。
本サービス開発の意図は「地方創生」。そのためには「関係人口の増加」がキーになると言われており、お寺や地域の歴史に関する関係者・キーマンとは、地域住民の方々、市民研究家の方々。
地域の方々や歴史愛好家が持つ、とっておきのトリビア、由来、言い伝えを、クエスト機能を活用して登録、訪れる旅行者や、次世代を担う子どもたちの学習教材などに活用できるようになることを目指しており、シビックプライドの醸成、その地域の知られざる魅力にスポットがあたり、新たな人と知識の流入と循環がうまれることを目指しているのとこと。
その関係人口増加を「お寺巡り」が後押しする構図は、まさにお寺が昔から果たしていた本来の姿、お寺が地域のハブになる構図を取り戻すことになると言えそうです。
現在はリリースされたばかりであるため、登録されているお寺の数に地域差があるようですが、今後のサービスの拡充にも注目です。また、現在サービス内に広告を出稿したい広告主を募集中とのことでした。
情報提供:株式会社神社仏閣オンライン
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024090702.html