レアル・ソシエダの久保建英が以前からリバプール移籍の可能性を噂されているのは、日本代表アタッカーがモハメド・サラーの後継者候補のひとりと見られているからだ。
近年のリバプール黄金期を築いたレジェンドのひとりであるサラーは、クラブとの現行契約が今季いっぱいまでとなっている。そのため、以前からサウジアラビアへの移籍が取り沙汰されてきた。
今夏も中東に向かうことなくリバプールに残ったサラーだが、退団のときは近づいているのかもしれない。選手は先日、クラブから契約延長について話を受けていないと明かした。これを受け、リバプールが新契約に動き出したとの報もあるが、「ポスト・サラー」が注目されるのも不可避だ。
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そのひとりと言われる久保について、『THE BOOT ROOM』は久保がソシエダで89試合に出場し、17得点、14アシストを記録していると紹介。「リバプールでサラーの代わりになれると思えるスタッツではない。だが、リバプールは優れた選手をスーパースターにするコツを得ている」と報じた。
「しばしば右サイドから得意の左足でカットインし、スピードや足さばき、ドリブルを生かしてDFの悪夢となるという点で、彼はサラーと非常に似ている」
「興味深いのは、ソシエダがレアル・マドリーに敗れた昨年9月の対戦でのクボについて、ダレン・ギブソンがポッドキャストで称賛したことだ。彼は『今季のジュード・ベリンガムのような活躍で、クボはどの試合でもそのレベルにあると思う』と話した」
バロンドールの有力候補のひとりとも言われるベリンガムのレベルに達しているかはともかく、久保がリバプールのレーダーにあると言われて久しい。来夏、獲得に本腰を入れる可能性はあるのか。サラーの去就とともに目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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