森永製菓株式会社が、「バニラモナカジャンボ」を愛するシニアへ感謝の気持ちを込めた「昭和レトロ」風テレビCMを制作。敬老の日に先立つ9月10日からWebで先行公開され、9月16日からはテレビ放映もスタートします。

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 「バニラモナカジャンボ」の歴史の中で、敬老の日に向けたCMを制作するのは今回が初めて。「昭和レトロ」を感じさせる衣装や美術セットをはじめ、映像もかつてのアナログテレビを彷彿とさせる4:3サイズ、さらにテロップ文字も手書き風と、この時代を知る人にはたまらない仕掛けが満載です。

 登場人物は70年代に流行った髪型やスタイリングをしており、セリフのリズムもこの時代によく見られた「早口で一本調子」な口調。特徴的なカメラワークや、古いフィルムを思わせるかすれた音質のナレーションなど、昭和を知る人には懐かしく、逆に昭和を知らない若い人々にとっては新鮮に映る内容となっています。

 ちなみに直近1年間における年代別購買者の調査データによると、「バニラモナカジャンボ」は約40%が60代以上のシニア層に購入されているそう。敬老の日にあわせ、いろいろな意味でズバッと刺さるCMとなっています。

■ 新しいのに懐かしい、不思議なノスタルジーを抱かせる2バージョンのCM

 気になるCMの中身ですが、今回は「敬老の日」篇と「バニラとご婦人」篇の2バージョンが公開されます。

 「敬老の日」篇は、懐かしい「昭和の田舎の実家」を舞台に、敬老の日で帰省してきた孫たちから「バニラモナカジャンボ」をプレゼントされるという、ほっこりしたストーリー。あとに続くキャッチコピーにおじいちゃんとおばあちゃんへの思いがかきたてられ、会いに行きたくなってしまいます。







 一方、「バニラとご婦人」篇に登場するのは、こちらも昭和の映画から出てきたような、お手本のような貴婦人。「孫がいっつも『チョコモナカジャンボ』を食べているもんですから、味見したいなと思っていたんです」と興味津々に語りながら、「目がないんです、あたくし!」と、商品が持つ“ある特徴”を紹介します。





 新作なのに、どこかノスタルジーをかきたてられる、不思議なCMたち。昭和世代を経験してきた人たちには「こういうCMあったよね~!」と刺さりつつ、一方で若い世代の人には「実在しない“過去のCM”」というファンタジックな雰囲気も楽しめる内容となっています。特に最後のサウンドロゴには、何ともいえない感覚を覚えることでしょう。

 「チョコモナカジャンボ」のテレビCM、「敬老の日」篇と「バニラとご婦人」篇は、9月10日から森永製菓の公式YouTubeチャンネルにて公開。その後、9月16日からは全国のテレビで放映されます。

情報提供:森永製菓株式会社

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024091004.html