『第11回王道トーナメント』アクトシティ浜松(2024年9月15日)
1回戦 ○サイラスvs斉藤ジュン×
ジュンが1回戦でサイラスに敗戦。2回戦での斉藤ブラザーズ対決が消滅した。
今春のチャンピオン・カーニバルで準優勝に終わっているジュンは2年連続3度目の出場となった王道トーナメントで初のシングル栄冠を狙う。この日の1回戦では怪物・サイラスと対決。北斗軍との世界タッグ戦も浮上した中、勝利しておきたいところだった。
開始早々、ショルダータックル合戦で正面突破を図ったジュンだが、場外戦で腰から鉄柱に叩きつけられて失速。それでもフロントハイキック連打、後頭部へのヘッドバットと攻め立て、ニールキックで反撃されても、リバーススプラッシュを狙ってコーナーに上がったサイラスを雪崩式チョークスラムで叩き落とした。
だが、サイコブレイクには持ち込めず。スピアーで止められたジュンは雪崩式ブレーンバスターで叩きつけられ、バックブロー、スピアーを次々に被弾。リバーススプラッシュでダメ押しされて返す力は残っておらず3カウントを聞いた。
サイラスに苦杯をなめたジュンが1回戦敗退。ともに勝利すれば2回戦で実現する斉藤ブラザーズ対決はこの瞬間、消滅した。5・4仙台大会におけるカーニバル公式戦でレイに敗れているジュンは雪辱を遂げ、「負けたらアルコール禁止」を迫るつもりだったが、その青写真は実現できず。「サイラス、この借りはキッチリと返してやる。DOOM」と雪辱を誓うのが精いっぱいだった。
一方、サイラスは豪快勝利で2回戦進出。9・19新木場大会では明日9・16大阪大会の「レイvs羆嵐」の勝者と対決する。「まずは一人目だ。斉藤ブラザーズの一人をぶちのめしてやった」と勝ち誇ったサイラスは「北斗軍の二人が決勝戦に勝ち進む。そして優勝するのはこの俺だ」と北斗軍決勝対決を制して優勝する青写真を描いた。
【サイラスの話】「まずは一人目だ。斉藤ブラザーズの一人をぶちのめしてやった。北斗軍の二人が決勝戦に勝ち進む。そして優勝するのはこの俺だ」
【ジュンの話】「サイラス、この借りはキッチリと返してやる。DOOM」