二宮和也が主演する日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)の第10話(最終話)が、15日に放送された。

 本作は、2018年4月期に放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編となるメディカルエンターテインメント。シーズン1から6年後の物語を描く。前作の主人公・渡海征司郎に代わって、二宮が世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。(*以下、ネタバレあり)

 国際心臓外科学会での天城(二宮)の公開手術中、内胸動脈の剥離にかかったところで患者の徳永(井上肇)の体温が急激に上昇し、悪性高熱症を発症。しかし症状を抑える薬がない。母の悪夢と重なった天城は、バイパス手術中に人工心肺を使うという極めて危険なオペを決断し、高階(小泉孝太郎)がサポートにつく。

 ところが、徳永のバイパスを作るための冠動脈3本は全て切離されていた。その手術痕はいったい何を意味するのか…。

 そして、会場にいた真行寺(石坂浩二)は学会の意向として天城にオペの中止を勧告。しかし、佐伯(内野聖陽)はオペの続行を促し、さらに新病院設立の真の目的を天城に告げる。

 放送終了後、SNS上には、「天城先生、渡海先生、佐伯教授、世良先生(竹内涼真)、お疲れさまでした 終わり方も最高でした。本当にありがとう」「未来のある終わり方だったけど、一人で逝った天城先生が悲し過ぎて涙が止まらない」「華やかでかれんではかなくて、桜みたいな人だったね天城先生」「天城先生と渡海先生、全く違う医師を完璧に演じたニノの才能に感動した。最後まで楽しめたのもニノのおかげ。本当にありがとう」といったコメントが上がった。

 また、「天城先生とジュノ(竹内)の絆の深さ。最終回のラスト泣けた。いいドラマだった」「1、2を通してニノがヒーローとして描かれるけど、実は物語の主人公は世良先生っていうのがよかった。3があるとしたら、渡海と猫田(趣里)が主人公になるのかな?」「2人の悪魔に愛された男(世良)が全てだな」「天城先生がジュノに宛てた最後の手紙で気づいたら自然に泣いていた。天城先生の言う通りジュノはいい医者だよ」といった声もあった。

 そのほか、「終わってしまったと思ったけど、3の可能性もありそうで、また渡海先生に会える日を楽しみにしている自分がいる」「これってシーズン3があるって期待してもいいの? ニノ」「渡海先生と猫ちゃんが最後に出たから3を期待してしまう」などのコメントもあった。