ラッキリ、礼賛、ヤバTとニューフェイスが登場!
出典: FANY マガジン
6人組バンドのLucky Kilimanjaroもコヤソニ初登場! 小籔は「メンバーの仲がいい。ノリノリの音楽を届けてくれると思うので、皆さんもノリノリになってくださいと」と紹介。熊木幸丸(Vo)の「コヤソニ、楽しも~!」の挨拶を合図に「Kimochy」からスタート、軽やかにぶち上がりました。
その後は怒涛のダンスナンバーを。ご機嫌なサウンドに乗せられ自由に体を動かすフロアは、まるで忘我の境地でした。終演後のトークでは山浦聖司(Ba)とラミ(Per)がケンカをしていたことが発覚。ですが、「控室でケンカしたけど、皆さんのおかげで仲良くなりました」とラミ。そんな彼らに「笑顔は裁判官!」と小籔が締めました。
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ラランドのサーヤがCLR(クレア)名義で作詞・作曲、ボーカルを担当するバンド、礼賛もコヤソニ初登場。ギターの晩餐(川谷絵音)はこのライブで4バンドの‟掛け持ち”です。メンバーはほかに簸(木下哲/Gt)、春日山(休日課長/Ba)、foot vinegar(GOTO/Dr)と錚々たる顔ぶれ。小籔も「初めて観ます!」と声を弾ませます。
冒頭でCLRは「(相方の)西田ごめん……初めてのコヤソニは礼賛でいただきます」と懺悔しつつ、「でも西田は大阪に来てもスケベしかしないもんなー!」と叫んで「スケベなだけで金がない」を。曲中、“スケベ&レスポンス”なる時間もありました。最後は疾走感のある「TAKE IT EASY」でエモーショナルに。弾けるようなサウンドも心地よく、技巧者たちの実力を遺憾なく発揮しました。
出典: FANY マガジン
新顔はまだまだ続きます。「フェスをやる言うたらこの人らに出てほしかった」と小籔が切望し続けた3ピースバンド、ヤバイTシャツ屋さんです。新曲「癒着☆NIGHT」ではこやま(Vo.&Gt)とありぼぼ(Vo.&B)の掛け合いに合わせる観客の手拍子が心地よく響きます。
MCでは「やりたいことがある」とありぼぼ。「フェスやから一体感が大事」と「一本締め」ならぬ「一本開き」を全員で。また「dabscription」では曲中、ロボットダンスを披露したり、ドラム以外の才能も惜しみなく発揮するもりもりもと(Dr.)。笑いのカンも秀逸なステージングで盛り上げました。
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toeからのコロッケが観られるのはコヤソニだけ!
出典: FANY マガジン
コヤソニもいよいよ佳境へ。まずはジェニーハイのボーカルでもある中嶋イッキュウのバンドtricotがステージへ。メンバーの吉田雄介(Dr)は小籔のドラムの先生でもあります。Tricotは終始、強靭で骨太かつスタイリッシュなサウンドで会場を支配。「餌にもなれない」ではざくざくとした切れ味のギターで導くキダ モティフォ(G)。終演後、目を輝かせて中嶋に話しかけるのは荒川。ジェニーハイとはまた異なる中嶋の佇まいにノックアウトされた様子でした。
出典: FANY マガジン
「日本ではフジロックフェスティバルぐらいしか出ない。大阪ではなかなか見られない、えぐいバンドです」と小籔が紹介したのは、山嵜廣和(Gt&Vo)、美濃隆章(Gt)、山根さとし(B)、柏倉隆史(Dr)からなるロックバンド、toeです。昨年に続いて2回目の出演が実現しました。卓越した技術力とクールなサウンドでその世界に引き込むtoe。
一方、「レイテストナンバー」ではプールの底から見上げた空の色のような照明に包まれ、ノスタルジックな雰囲気も醸し出しました。ライブ後、「改めて音楽は芸術やなと感じました。フェスをやってめちゃよかったなと思う一方で、恐れ多すぎてすみませんとしか言えません……」と言葉を飲み込む小籔。ですが、「……えぐかったなー! みんなー!」といつもの調子を取り戻し、「toeさんを生で見てれよかった!」と喜びを爆発させました。
出典: FANY マガジン
「コヤブソニック2024」3日目のラスト、大トリを飾ったのは日本が誇る稀代のエンターテイナー、コロッケです! 「toeからのコロッケは一生、観られへん」と小籔、まさに、これぞコヤソニと言えるラインナップです。数々の有名人のモノマネはもちろん、ライブでしか聞けないトークで魅了するコロッケ。そんな中、さらに会場を盛り上げたのが、真骨頂であり代表作のひとつである「五木ロボ」です。その驚異の顏芸に歓声が沸き起こりました。
そして、アンコールは美川憲一の「さそり座の女」EDMバージョンで大団円。速めのテンポに合わせて腕を振る観客たち、昭和の名曲にフェスという新たな光が当てられた瞬間でした。コロッケの超絶技巧に「アホやなとえぐぅのミルフィーユ状態!」と興奮気味に話す小籔。観客と一緒になってレアでスペシャルな時間を堪能しました。