『第11回王道トーナメント』新木場1stRING(2024年9月19日)
2回戦 ○綾部蓮vsデイビーボーイ・スミスJr.×
綾部が大物・スミスを破る番狂わせで王道トーナメント4強入りだ。
全日本では初となるシングル栄冠を狙う綾部は1回戦で前三冠王者・綾部とのELPIDA対決に勝利。この日の2回戦に勝ち進んだ。相手はWWE、新日本などで活躍したスミス。大物を相手に不利は否めない一戦となったが、綾部はそれを覆してみせた。
キャリアの差を見せつけるようにスミスが試合を支配した。綾部の左ヒザに的を絞ると、レッグブリーカー、ヒザ十字固めと徹底攻撃。急角度の逆片エビ固めで絞め上げる。耐えた綾部もランニングネックブリーカードロップ、フロントハイキックで反撃するものの、スミスがSTFで捕らえてギブアップを迫った。
何とかロープに逃れた綾部はブレーンバスターで反撃。スミスがサイトースープレックスで応戦しても、ギロチンドロップを自爆させると、雪崩式ブレーンバスター、アバランシュホールドもことごとく阻止してドロップキックを発射。正面飛びドロップキック、ドラゴンスープレックスでたたみかけて流れを引き寄せると、デスルーレットを爆発させて逆転勝利を決めた。
綾部がスミスを破る番狂わせで2回戦を突破。9・22後楽園大会の準決勝に勝ち進んだ。「王道トーナメント準決勝、自分の手でもぎ取ったぞ。おい、デイビーボーイ・スミスJr.、最高だったよ。ああいう強敵…強敵なんてレベルじゃない。ああいうヤツをどんどんどんどん次から次へと当たって倒していく。楽しすぎるよ」と充実感たっぷりの綾部の準決勝の相手はこの日、サイラスを破った世界タッグ王者のレイ。「ここまで来たんだ。もう優勝しかねえんだよ」と言い切った綾部は「綾部蓮、優勝の未来見えてるって言ったよな? 最高の景色はもうすぐだ。みんな綾部蓮とともに最高の景色見るぞ!」と予告してみせた。
【綾部の話】「王道トーナメント準決勝、自分の手でもぎ取ったぞ。おい、デイビーボーイ・スミスJr.、最高だったよ。ああいう強敵…強敵なんてレベルじゃない。ああいうヤツをどんどんどんどん次から次へと当たって倒していく。楽しすぎるよ、王道トーナメント。次は後楽園ホール、準決勝は斉藤レイか。ここまで来たんだ。もう優勝しかねえんだよ、コノヤロー。綾部蓮、優勝の未来見えてるって言ったよな? 最高の景色はもうすぐだ。みんな綾部蓮とともに最高の景色見るぞ!」
