【今週のニュースダイジェスト】 9月13~19日の期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、東京都の「東京ゼロエミポイント」制度について取り上げた記事だった。また、Windows 10のサポート終了に関連した記事も読まれた。「スタバなう」「たぬき」「背徳飯」がテーマの記事も関心が高かった。
●買うなら10月から!
【家電コンサルのお得な話・209】東京都の「東京ゼロエミポイント」制度が、2024年10月1日から大きく生まれ変わる。この新制度は、省エネ家電への買い替えや新規購入をより簡単かつお得にするもので、多くの都民にとって見逃せないチャンスだ。新制度の最大のポイントは、これまでの「ポイント付与」方式から、購入時の「直接値引き」方式へと変更されることだ。
従来の制度では、省エネ家電を購入した後に申請し、購入時に付与されたポイントを、商品券やLED割引券に交換するというプロセスが必要だった。多くの都民から「申請が面倒だ」「書類が多くて大変だ」などと悪評が高かった。そうした声を受けて新制度では、登録店舗での購入時にポイント分を直接値引きする仕組みとし、手間を大幅に削減。特に高齢者や忙しい家庭には、この変更は大きなメリットとなるだろう。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)
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●対応はお早めに
2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了する(EOS=End of Support)。「まだ1年以上も先の話ではないか」と思うかもしれないが、古いPCを買い替えるなど早めの対応が望ましい。全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」で、Windows 7の時のEOSを振り返る。
ノートPCの販売台数指数をみると、17年7月を「100.0」とした場合、20年1月のWindows 7のEOSに向けた駆け込み需要が発生した。19年12月に181.4、20年1月に228.0と、わずか2カ月で再び販売台数の急激な伸びを記録した。各PCベンダーのEOS対応ページを見ながら、今のうちから対策を検討するといいだろう。(BCN・細田 立圭志)
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*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。