貝×ポン酢はさっぱり!?


さらに、寿司リーマンさんからが勧めてくれたのは「ポン酢」。

「赤貝にポン酢は結構合うのでおすすめです。特に酸味が好きな方は、トロなど脂分の多めのネタを食べた後に赤貝×ポン酢を食べると口の中がさっぱりします。いつもと同じネタでもかける調味料を変えるだけで、味や感じ方が変わる面白さをぜひ楽しんでほしいですね。ただし合わないものもあります。まぐろにポン酢は合わないのでおすすめしません」(寿司リーマンさん)

ポン酢は卓上に置かれていた記憶がなかったが、くら寿司ではレーン上を流れており、スシローではタッチパネルで無料で注文できるのだそう。

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はま寿司では醤油も使い分けて

それでもやっぱり寿司は醤油が一番美味しい……そう思う方には、はま寿司がおすすめだという寿司リーマンさん。

はま寿司HPより

「はま寿司は、卓上に4種類の醤油と1種類のポン酢が置いてあります。最もオーソドックスなのは『特製だし醤油』。これはすべてのネタに合いますね。ほかにも大トロサーモンやつぶ貝に合う『関東風濃口醤油』、やりいかやほたてに合う『北海道昆布醤油』、あじやえんがわに合う『九州風さしみ醤油』、たこやえびに合う『四国風ゆずぽんず』があります。僕は個人的には『北海道昆布醤油』を使うことが多いですね。昆布が入っているので、旨味が増してどのネタもちょっと味が濃くなるんです」(寿司リーマンさん)

はま寿司は、醤油とポン酢を物販で販売もしているという。それだけ自信があるということなのだから、使わないのはもったいない!たまには、かける調味料を変えて「プチ味変」も楽しんでみよう。

寿司リーマン

寿司を愛してやまない32歳ビジネスパーソン。株式会社SUMESHI代表。月給の7割を寿司に投資し、現在1,000日以上連続で寿司を食す生活を送る。その累計は30000カンにおよぶ。早稲田大学を卒業後、株式会社リク ルートキャリア(現・リクルート)にて勤務。25歳のとき、石川県の名店「太平寿し」を訪れたことをきっかけに寿司に魅了される。2020年に 「寿司リーマン」として、Instagramで食べ歩きの発信を開始。全国のオススメ店を紹介するYouTubeも運営し、寿司に特化したSNSは総 フォロワー17万人を誇る。現在は、株式会社 SUMESHIを設立し、起業。寿司の可能性 に着目した事業を複数展開している。

文・撮影/松本果歩