井上尚弥が米ESPNのPFPランク3位→2位に浮上! ”絶対王座防衛”に高評価「クロフォードと並ぶ票数を獲得」

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が、米スポーツ専門局『ESPN』が発表したパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級差のない最強ランキング)の最新ランキングで2位に浮上。前回の3位からひとつ順位を上げた。

 日本が世界に誇る「モンスター」が、その実力を高く評価された。井上は去る9月3日、東京・有明アリーナで実施された世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦で元IBF同級王者のテレンス・ジョン(TJ)・ドヘニー(アイルランド)を7回TKOで撃破し、2度目の王座防衛に成功した。

 同メディアは絶対王者の座を防衛したことに触れ、「ドヘニー戦の勝利により、イノウエはテレンス・クロフォード(米国)と並び、PFP2位に躍り出るだけの票数を獲得した」と評され、昨年に世界ウエルター級で4団体統一を果たしたクロフォードと並び、2位にランクイン。ドヘニーの腰の負傷により消化不良に終わってしまったとはいえ、圧倒的な力で4つのベルトを防衛したモンスターへの期待は高い。

 ちなみに1位はWBA・WBO世界ヘビー級スーパー王者で、WBC同級王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)。3団体統一世界スーパーミドル級王者を防衛したサウル・アルバレス(メキシコ)は前回の5位から変動はなかった。
  世界から熱い視線が注がれる井上は、21日に自身のXを更新。「最近食欲がヤバいっす だからなんだよって話だけど←」とポストし、減量などの徹底的な体調管理が求められたドヘニー戦から数週間が経った今は、食欲がピークに達していることを窺わせた。

 井上の注目の次戦は12月24日のクリスマスイブ決戦が国内で有力視されており、対戦相手はIBF、WBO世界スーパーバンタム級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)が最右翼とみられている。

構成●THE DIGEST編集部

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