「アントラーズらしくない」鹿島OBの名良橋晃が古巣の課題を指摘!「引いた相手に攻め切れない」

 現役時代は鹿島アントラーズなどで活躍した元日本代表DFの名良橋晃氏が、YouTubeチャンネル『名良橋さんの大悟味ちゃんねる』で古巣鹿島について語った。

 鹿島は9月21日時点で、首位のFC町田ゼルビアと勝点9差の暫定4位。優勝争いで少し後れを取っているなか、名良橋氏は攻撃面の課題をこう述べる。

「どうしても引いた相手に攻め切れない。特に(8月17日に行なわれたJ1第27節の)ホームの浦和戦(0-0)、前半は、特に浦和が少し引いたところで崩せずに、カウンターを受けてピンチもあります。

(同25日の28節の東京)ヴェルディ戦(1-2)は、ヴェルディの5ー4ー1の守備のブロックに攻めあぐねたところもあったので。そういうところで、引いた相手に崩し切れない展開がちょっと比較的多い気はします」
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 守備面の課題も指摘する。9月14日に行なわれた30節のサンフレッチェ広島戦(2-2)では、17分に先制した直後の19分にCKを起点にした失点で追いつかれた。

「今シーズン多いので。明らかに安い失点というか。アントラーズらしくないんですよ。やっちゃいけない失点なので、一番ダメです。セットプレーでやられちゃって。安い失点をしてはいけない」

 直近の柏レイソル戦は0-0のスコアレスドロー。これで5戦未勝利の鹿島。名良橋氏は今後に向けて「トーナメントの気持ちで戦ってほしい」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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