現地9月21日、シンシナティ・レッズのエリー・デラクルーズは、本拠地グレートアメリカン・ボールパークで行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「2番・遊撃」としてスタメン出場し、7試合ぶりの25号3ランを含む5打数3安打4打点と活躍。7対1のチーム勝利に大きく貢献した。
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強烈な一発が飛び出したのは、4回2死一、二塁の第3打席だ。パイレーツ先発の右腕ジャレッド・ジョーンズと対峙すると、1ストライクから投じられた2球目の内角スライダーをフルスイング。これが打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)を計測する右翼席への豪快アーチとなった。
足の速さにも定評があるデラクルーズは、これで「25-65」(25本塁打-65盗塁)に到達し、ジョー・モーガン(1973年)、リッキー・ヘンダーソン(86年、90年)、エリック・デービス(86年)、ロナルド・アクーニャJr.(2023年)に次いで5人目の偉業を達成。遊撃手としては、史上初の快挙だ。
試合後、地元放送局『Bally Sports Cincinnati』の公式SNSは、デラクルーズの会見動画を公開。偉大な記録達成者の仲間入りを果たした22歳の怪物は、「僕にとって大きな意味がある。彼らは素晴らしい選手たちだ」と話し始め、「最高の気分だ。シーズンの最後に力強いフィニッシュを飾りたい」と意気込みを語っている。
また、現地19日のマイアミ・マーリンズ戦で前人未到の「50-50」を成し遂げ、以降も「52-53」と自身の記録を伸ばし続けているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平について言及。「アンビリーバブル。唯一無二の存在だ」と称賛のコメントを送り、「僕もやってみたい。難しいだろうけどね」と笑顔を浮かべていた。
構成●THE DIGEST編集部
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