プレミア注目の大一番は2-2のドロー決着! シティは後半ATにストーンズが劇的同点弾、トロサール退場のアーセナルは守り切れず

 現地9月22日に開催されたプレミアリーグ第5節で、4連覇中の王者マンチェスター・シティと冨安健洋が故障離脱中のアーセナルが前者の本拠地エティハドで激突した。

 この大一番で、シティがいきなり先制に成功する。9分、右サイドから巧みなタッチで中に切り込んだサビーニョのラストパスに抜け出したハーランドが、左足で冷静に流し込んだ。シティの怪物FWは、開幕から5戦連発となる今季10点目をマークした。

 しかし21分にアクシデントが発生。CKの際にトーマスと競り合ったロドリが右ひざを痛めて、コバチッチとの交代を余儀なくされる。

 一方のアーセナルはその直後に試合を振り出しに戻す。プレミアデビュー戦となったカラフィオーリが、ペナルティエリア手前の左寄りから左足を一閃。鮮やかな弧を描いたコントロールショットを突き刺した。

 その後は、にらみ合いの展開が続いたなか、アーセナルは45+1分、サカの右CKに飛び込んだガブリエウが豪快にヘディングシュートを叩き込んで勝ち越しゴールを奪った。ブラジル人DFは前節のトッテナム戦に続き、2試合連続ゴールとなった。

 しかしその7分後、トロサールが2枚目のイエローカードを受けて退場処分となってしまう。このままアーセナルが2-1でリードして前半を終えた。
【動画】ハーランドが5戦連発となる今季10点目!
 迎えた後半、数的優位となったシティは攻勢を強める。53分、ボックス手前の中央からディアスが左足のミドルを狙うも、枠を捉えられない。59分には、ショートコーナーの流れから、ウォーカーのクロスにハーランドが頭で合わせたが、GKラヤの好守に阻まれた。

 押し込むホームチームは、69分にドクに代わってフォーデンを投入する。対する防戦一方のアーセナルは、その5分後にカラフィオーリに代わってキビオルが入った。

 圧倒的にボールを試合するも、ゴールが遠いシティ。87分には、こぼれ球に反応したグバルディオルが強烈なボレーを放つも、アーセナル守護神にセーブされた。

 このまま終了かと思われた90+8分、シティはCKからストーンズが押し込んで土壇場で同点ゴールを奪った。このまま試合は2-2で終了した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!

【記事】「別れの機は熟した。1月放出をクラブは容認」冨安健洋のアーセナル退団に海外メディアが見解。新天地はイタリアの名門か?「セリエ復帰を喜ぶかも」 

【記事】「エンドウがベンチにさえ入れないのか?」「彼は終わった」遠藤航、よもやのメンバー外に英国も衝撃!スロット采配を疑問視「なぜ4人のDFにこだわる?ツィミカスやゴメスよりもエンドウを入れるべきだ」