「比較されるのは恥ずかしいね」大谷翔平に“アジア最高記録”を破られた韓国レジェンドが本音を赤裸々告白!「人間かどうかも疑わしい」「二刀流は無理だと思ってた」

 移籍1年目のロサンゼルス・ドジャースで、さまざまな新記録を打ち立てている大谷翔平。レギュラーシーズンも残り7試合となったいま、打率.297(リーグ3位)、本塁打52(同1位)、打点122(同1位)、OPS 1.014(同1位)、盗塁53(同2位)と驚異的なスタッツを叩き出している。前人未到の「50本塁打-50盗塁」も見事クリアし、最新値はなんと「52-53」。どこまで記録を伸ばすのかにも注目が集まっている。
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 そんななか、あまり知られていなかった記録も更新された。大谷は今季48号本塁打でMLB通算数が219本に到達。これまでアジア出身選手によるMLB本塁打記録は韓国のチュ・シンス(秋信守/現SSGランダース)が持つ218本だったが、それを一気に抜き去ったのである。韓国メディアはチュ・シンスが16シーズンをかけて積み上げた記録を、大谷がわずか7シーズン目で更新した事実を大々的に報じた。

 そして現地9月22日、韓国メディア『OSEN』が韓国プロ野球で現役を続けるチュ・シンスを直撃した記事を掲載。今季いっぱいでの引退を表明している42歳のレジェンドは「自分の名前と大谷の名前が一緒に出ること自体が恥ずかしいよね。比較にならないと思う。彼はバリー・ボンズやベイブ・ルースと比較されるべき選手だ。もはや同じ人間なのかどうかさえ疑うほど素晴らしい」と正直に想いを明かすと、「52-53」の記録に対しては「真のメジャーリーガーだ。同じアジア人として尊敬するとともに誇りに思う」と答えた。
  大谷とはテキサス・レンジャース時代に3年間、ア・リーグ西地区で対戦した。投手と打者の二刀流挑戦に関して、チュ・シンスは「MLBで? 現実は厳しいだろう。すぐに断念すると考えていた」と、当初は懐疑的な見方をしていたという。だが、「すぐに考えをあらためさせられたよ。天賦の才と努力があればなんだって実現できるんだと、彼に学ばせてもらった」と回顧する。

 さらに韓国野球の近未来を担う後輩たちに向けては、「最高の選手に憧れるのはいい。でも、憧れるのは一瞬だけにして、大谷がどうしてあそこまでの選手になれたのか、その過程をしっかり見てほしい」とアドバイス。そのうえで「一日24時間をどのように過ごしているのか。真似をしてみるのもひとつの方法だと思う」と“大谷のススメ”を説いた。

構成●THE DIGEST編集部

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