夏の暑さも落ち着き始め、ランニングやウォーキングといった屋外の運動もしやすくなってきた。オープンイヤー型イヤホンメーカー・Shokz(ショックス)の最新イヤホン「OpenRun Pro 2」(27,880円)が、屋外での運動はもちろん、普段使いにもぴったりだったため紹介したい。

 
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■圧倒的な装着感

今回Shokzから提供された「OpenRun Pro 2」は耳に引っ掛けて装着する“耳掛け型”であり、外部の音を取り込みやすいオープンイヤータイプのイヤホン。カラーは「ブラック」「オレンジ」「ゴールデン・ブラック(大迫モデル)」の3色展開で、写真の製品は最もスポーティーなオレンジとなっている。

両耳が独立しているBluetoothイヤホンは、製品にもよるが落下のリスクがある。しかし、同製品は両耳にかけるタイプで、頭や耳としっかりと密着するため落下の心配はない。

また、イヤーフックとユニボディフレームは人間工学に基づいた形状にデザインされていて、激しい運動時でも安定した装着感を得ることができるという。

ちなみに、IP55の防水&防塵性能があるため、汗や突然の雨などを気にする必要はなし。充電ポート(USB-C)にはカバーが付いているため、そこに汗やホコリが溜まることもないだろう。

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■骨伝導&空気伝導で響かせる

しかし、この手の製品で気になるのが音質だろう。装着感こそ良くても、音が微妙…というのはなんとも残念だ。

音質に関してだが、「OpenRun Pro 2」は、“骨伝導スピーカー”で中音域と高音域を正確に処理し、同時に“空気伝導スピーカー”が重低音をコントロールするため、パワフルかつクリアな音を楽しむことができるのが特徴。

また、耳を塞がずとも音漏れを最小限に抑える「DirectPitchテクノロジー」が搭載されているため、運動時のみならず普段使いしやすいというのもかなり嬉しいポイントだ。

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■実際に使ってみた感想

実際に 「OpenRun Pro2」を装着するとこのような感じ。耳の上部と後頭部にぴったりとフィットし、見た目以上にしっかりと固定されている。若干、側頭部を締め付けられる感覚はあるが、特段不快な感じはしない。

試しに軽いランニングを行ったが、落下やズレの心配が一切ない。これ、想像以上にいいぞ。

また、気になる音質についても、かなりバランスがいい印象を受ける。

オープンイヤーということでやはり重低音はそこそこだが、中~高音域がしっかりと響くのが印象的。また、骨伝導によるものか、こめかみから体の内部へと音が入り込む感覚があり、アタック感や迫力は十分。屋外でも臨場感のある音楽を楽しむことができた。

そして、何と言っても外部の音が聞こえるため、歩行者や車の接近をしっかりと認識できるのは外での運動時にはありがたい。

圧倒的な装着感と防水性、音質の良さ、外部の音が聞こえるというメリットがあるため、ランニングやウォーキングの他にも、ジムでのトレーニング、通勤・通学、家事など様々なシーンで活躍しそうだ。気になった人は一度チュエックしてみてほしい。

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■執筆者プロフィール

木根大心:『Sirabee』編集部記者。

インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているがあまり年々丸くなっているのが悩み。

(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心